Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ショパン 主要ピアノ曲全集
 毎月、レコード会社からいくつかCDのライナーノーツの依頼が入る。
 9月下旬締め切りの分で、ビクターから「ショパン 主要ピアノ曲全集」のライナーの仕事が入った。これまでリリースされたビクターの音源をひとつのボックスにまとめた形で、ダン・タイ・ソン、エヴァ・ポブウォツカ、ディーナ・ヨッフェというショパン国際ピアノ・コンクールの優勝者&入賞者と、浜松国際ピアノコンクールの覇者イリヤ・ラシュコフスキーの演奏が組み込まれている。
 そのライナーに関し、担当者のFさんから、「全体で7000字まで入ります。ショパンの人生、作品、人間性など、自由にエッセイとして書いてください」といわれた。
 ヒエーッ、7000字。今回は曲目解説は付かないという。
 私はいったい何を書けばいいのかしら…。7000字ねえ。
 もうあちこちでショパンの人生は紹介されているし、作品紹介を書いても堅くなってしまうし、エッセイといわれてもねえ。
 さんざん悩んだ挙句、ショパンの39年の生涯をたどりながら、そこに折々の作品をからめ、エピソードやアーティストのことばなども交えながら綴ることにした。
 そのCDが出来上がり(11月19日発売)、全12枚組という立派なセットが送られてきた。187曲、200トラック収録、全曲デジタル録音という重量級のアルバムである。
 私は編集者だったためか、長い原稿になると、つい小見出しをつけたくなる。このライナーも、「参考までに」と伝え、タイトルを1本、小見出しを10本ほどつけておいた。それがそのまま掲載されている。
 来年は、5年に一度のショパン国際ピアノ・コンクールの開催年にあたる。実は、もう来年の講演がいくつか予定されていて、地方のホールの音楽講座の講師を務めることになっている。そこでは、ショパン国際ピアノ・コンクールの講義をしようかなと思っているため、この全集はそこで大きな役割を担いそうだ。
 ほとんどの講義が90分ほど。ずっと話していると、参加者も飽きてくるだろうし、集中力が続かないだろうから、私は音楽をかけることにしている。できることなら、DVDなどの映像も使いたい。
 来年はきっと、このショパン・ボックスが私と一緒にあちこち旅をすることになるに違いない。
 今日の写真はCDボックスのジャケット。なんといっても187曲ですからねえ、聴きごたえがありそうだ。 


 
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