Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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アリーナ・イブラギモヴァ
 ロシア出身で、10歳でイギリスに移ったヴァイオリニストのアリーナ・イブラギモヴァは、2005年に初来日以来、何度も日本で演奏し、人気の高いアーティストである。
 これまで、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・バルティータ全曲リサイタル」、ピアニストのセドリック・ティベルギアンとのベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会」、イザイの「無伴奏ヴァイオリン全曲リサイタル」など、意欲的なプログラムを披露してきた。
 その彼女が、盟友のセドリック・ティベルギアンと組んで、モーツァルトの「ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会」を開くことになった。
 すでにロンドンのウィグモア・ホールでは第1回が行われたが、東京・王子ホールでは、2015年10月1日、2日、3日にプログラム1〜3を、2016年3月24日、25日にプログラム4、5を演奏する予定だ。
 今日はその話を聞きに、宿泊先のホテルに出向いた。
 もっとも大変だったのは、ソナタ全曲の配分だったそうで、いずれの回もほぼ同じ時間内で収めるようにしなければならず、しかも曲の内容や調性、全体の流れを考慮しなければならない。丸2日間ずっと考え、パズルのように作品をあてはめ、5回の選曲を決めたそうだ。
 アリーナは、キアロスクーロ・カルテットという弦楽四重奏団でも第1ヴァイオリンを務め、このカルテットもまた高い評価を得ている。マネージャーのMさんによると、このカルテットも2016年に来日が予定されているという。
 今日のインタビューは、「日経新聞」とヤマハのWEB「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に書くことにしている。
 モーツァルトのヴァイオリン・ソナタについはもちろんのこと、セドリックとの相性のよさ、メニューインの教え、両親のこと、使用楽器のこと、カルテットでのガット弦での演奏、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタについてなど、幅広い話を聞くことができた。
 趣味を聞いたら、お料理が好きで、インド料理が得意とのこと。スパイシーな味が好みなのだそうだ。
 アリーナの演奏は情熱的で推進力に満ちているが、柔軟性に富み、聴き手を温かく包み込むヒューマンな味わいも備えている。
 来年から始まるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏、「自分にとって大切な新たな試み」と語っていたが、本当に楽しみである。
 今日の写真はインタビューを終えて、チャーミングな笑顔を見せるアリーナ。ほとんどノーメイクでラフな普段着なのにこの愛らしさ、男性ファンが多いのも、わかるよねえ(笑)。


 
 
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