Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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voces8
 今日は、オペラシティコンサートホールにvoces8(ヴォーチェス・エイト)のクリスマス・コンサートを聴きにいった。
 彼らの日本ツアーの最終公演で、楽しいクリスマス・ソングから静かなキャロル、ミュージカルナンバー、ジャズ、ポップスまで、実に多彩なプログラム。
 1曲ごとに8人の配置が微妙に変わり、ソロもデュオも合唱もありという、自在な編成。全員が真のエンターテイナーで、鍛え抜かれた声はもちろん、楽器の音を模したり、パーカッションのリズムを声で表現したり。
 クリスマス・ソングでは、そりを走らせている様子を全員で演技するなど、見せ場が多く、会場はなごやかな空気に包まれた。
 先日インタビューしたポール・スミスが司会役を担い、日本語を交えて曲の説明を行うなど、聴衆とのコミュニケーションもバッチリ。
 彼らの歌声は、いずれの曲も高度なレヴェルで、プロフェッショナルに徹した演奏にまさに感動。
 こういう合唱は、ナマで聴くと、心が洗われるよう。
 私はモーツァルトの作品では「アヴェ・ヴェルム・コルプス」がもっとも好きなのだが、前半の最後の方にこれが登場。魂が浄化する思いにとらわれた。
 終演後、楽屋で全員の写真を撮ることに成功。「もっと近くに寄って」「だれか前にきて」「リラックスしてね」と注文を出しながらパチリ。
 みんな、すっごくいい表情をしているでしょう。今日の写真は、自慢できるな(笑)。音楽の楽しさが伝わってくる感じに撮れたから。
 写真の前列左から、テノールのオリヴァー・ヴィンセント、右はカウンターテノールのバーナビー・スミス。
 後列の左からカウンターテノールのクリス・ワードル、ソプラノのエミリー・ディケンズ、ソプラノのアンドレア・ヘインズ、バスのディングル・ヤンデル、バリトンのポール・スミス、テノールのサム・ドレッセル。
 合唱はすばらしい。人間の声の偉大さに改めて目覚める感じだ。
「声は、神が人間に与えた最高の楽器」ということばが脳裏に浮かび、まさに真実だと納得。
 それにしても、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、なんという清らかで敬虔で美しい曲なのだろう。これを聴いている数分は、まさしく天上の世界にいるような至福の時間だった。





 
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