Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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寺下真理子
 ヴァイオリニストの寺下真理子は、自分のあるべき姿、やるべきこと、方向性などを確固たる思いで見つめ、邁進している人である。
 先日、インタビューで会った彼女は、いまのクラシック界でひとりの若手ヴァイオリニストがいかにしたらみんなに理解してもらえるか、演奏を聴いてもらえるかを真剣に模索していて、そうした気持ちを率直に話してくれた。
 2月4日には新譜「AVE MARIA」(キングレコード)がリリースされるため、その話を聞くつもりだったが、彼女の生き方に非常に興味をもったため、自然にそちらの方向に話題が広がり、本音を聞くことができた。
 このアルバムは、クラシックからミュージカル、映画音楽、自作まで含めたジャンルを超えた作品を演奏したもの。流麗で温かな音色が特徴である。インタビューは、次号の「intoxicate」に書くことになっている。
 パッと会うと、いまどきのおしゃれで美形でキュートな若手アーティストだと思うのだが、話しているとまったくイメージが変わる。自身が「ちょっと変わっている」というように、人と群れることが苦手で、自分自身をしっかりもっている人と話すのが好きだそうだ。これからどういう生き方をしていきたいか、という話に花が咲き、こんなに若いのにそうしたことをじっくり考えていることに驚かされた。
 私も本来、人と群れるのは好きではないため、よく心情が理解できた。でも、日本では、とかく人と群れる方が生き方として楽なのだと思う。私もこれまでそういう面では自分の性格とつきあうのに苦労したため、彼女の性格や悩みがひとごととは思えなかった。
 でも、インタビュー記事では、音楽にフォーカスしたことを書くつもりである。そこに人間性を示す意味で、ちょっとキャラクターを加えたいと思う。音楽は、その人の生き方がそのまま演奏に反映されるからである。
 今日の写真は、インタビュー後の1枚。やっぱり写真では、かわいらしさがクローズアップされるわねえ。超個性派なんだけど(笑)。


 
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