Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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鈴木秀美&小倉貴久子
 今日は、チェロの鈴木秀美とフォルテピアノの小倉貴久子のデュオ・リサイタルを聴きに、銀座のヤマハホールに出かけた。
 プログラムは前半が、ベートーヴェンの「チェロとクラヴィーアのためのソナタ第1番」と同「ヘンデルのオラトリオ“マカベウスのユダ”のテーマによるチェロとクラヴィーアのための12の変奏曲」。後半はメンデルスゾーンの「チェロとクラヴィーアのためのソナタ第2番」とシューマンの「チェロとクラヴィーアのための民謡風の5つの小品」というこだわりの選曲。
 ベートーヴェンがデュオ・ソナタという新ジャンルを作り出したソナタ第1番からスタート。1795年の復元楽器アントン・ヴァルターのフォルテピアノが滋味豊かな音色を奏で、ガット弦のチェロが見事な融合をなす。
 今日はベートーヴェンはヴァルターが用いられ、後半は1845年製のヨハン・バプティスト・シュトライヒャーのフォルテピアノが奏された。
 私は以前チェンバロを弾いていたことから、こうした古雅で馥郁たる響きを備えた時代の楽器を聴くと、自然に心が平穏を取り戻し、作品が作られた時代へ運ばれていく感じにとらわれる。
 このコンサートレビューは、次回のヤマハのWEB「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に書くことになっている。
 アンコールの最後に演奏されたメンデルスゾーンの「アルバムブラット」ロ短調というごく小さな作品がおだやかさと優雅さと絵画的な色合いを放ち、余韻を残しながら至福の時間を締めくくった。
 
 
| クラシックを愛す | 23:03 | - | -
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