Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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キョンファのティーカップ
 ソウルでのチョン・キョンファのインタビューは、現代アートの美術館で行われた。
 インタビュー終了後、取材陣がいろいろかたづけをしているとき、彼女がちょっと席をはずした。
 そして戻ってくると、各人にお土産をプレゼントしてくれた。その場で開けると、各人それぞれ異なるカップが入っていた。
 私のほかにもうひとり、名古屋から参加した新聞記者の男性がインタビューをしたのだが、彼は焼き物に興味があるといって、インタビューのときに韓国の陶器の話をしていた。その彼には、渋い色のコーヒーカップが贈られた。
 私は居合わせた全員が食後にコーヒーを頼んだのに対し、ひとりだけ紅茶を頼んだ。それを注意深く観察していたのだろうか、すばらしいモノトーンのティーカップが入っていた。
 これを見て、みんながチョン・キョンファの慧眼に驚いたものだ。
 これらのカップは美術館のなかにあるショップで売られているもので、すべて現代のデザイナーによる作品。
 私がいただいたティーカップは、ウーロン茶用になかに磁器の茶こしがしつらえてあるタイプと同様のもので、とてもどっしりとしている。
 いつも人にいわれるのだが、私は仕事のときは黒やグレーなどモノトーンの服装をしている。その洋服にも合う色合いのものだった。
 本当に、チョン・キョンファのこまやかで心のこもった、しかも人の趣味を即座に見抜く力に驚いてしまった。
 いまは、毎朝このカップで紅茶を飲むたびに、彼女のことを思い出す。
 今日の写真は、キョンファのティーカップ。モダンでしょう。

| 麗しき旅の記憶 | 21:11 | - | -
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