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ダニエル・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリン
 毎年、1月から2月ころにかけて開催される東芝グランドコンサートが、2016年に35周年を迎える。
 このコンサートのプログラム原稿のインタビュー・ページを担当しているため、今回はいち早く来年の情報が届いた。
 節目となる35周年記念コンサートは、ダニエル・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリン(ベルリン国立歌劇場管弦楽団)が来日することになった。
 このオーケストラは、1742年にプロイセン王立宮廷楽団を母体として誕生。R.シュトラウスやカラヤンらが音楽監督を務め、ドイツ名門歌劇場のオーケストラとして知られる。バレンボイムは1992年より音楽監督を務めている。
 2016年の日本公演(1月31日〜2月25日、全国16公演)では、日本のコンサート史上これまでいずれの外来オーケストラも行っていないブルックナーの交響曲ツィクルス(第1番〜第9番)を東京で実施。加えてバレンボイムの弾き振りによるモーツァルトのピアノ協奏曲も予定されている。
 なお、2月の公演のいくつかは、ダーヴィド・アフカムが指揮を担当する。
 バレンボイムといえば、一昨年、「家庭画報」のウィーン・フィル特集のときに、ベルリンまで飛んでオペラの上演前にインタビューをしたことを思い出す。ものすごくタイトなスケジュールだったが、ひとつずつの質問に対して、とても理論的に効率よく、的を得た答えを戻してくれた。
 通常、オペラの本番前にインタビューが設定されることはない。このときは、こちらが本番前だからと気を遣っていたのに、当のご本人は涼しい顔。もちろん、手早く終わらせたいという気持ちは見えていたが、それでも日本からきたということで、いろいろと逆に気配りをしてくれた。
 バレンボイムは、以前もインタビューをしたことがあるが、何でも猛スピードでこなす名人だ。睡眠時間も極端に短いそうで、ピアノの練習も指揮活動の間にうまく組み合わせ、両立は問題ないとのこと。
 来春は、ブルックナーとモーツァルトという、まったく異なる曲想の作品をバレンボイムならではの切り替えの速さでこなし、充実したコンサートを聴かせてくれるに違いない。
 彼は最近、アルゲリッチともピアノ・デュオを行い、絶賛されている。いまはピアノを弾くことがたまらなく楽しいようだ。
 疲れを知らないエネルギッシュなバレンボイム、どんな指揮と弾き振りを聴かせてくれるだろうか。
「私はいつも演奏を心から楽しんでいますよ」。こう最後に語ったマエストロのことばが忘れられない。
 
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