Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ミッシャ・マイスキー
 5月のミッシャ・マイスキーは大忙しである。
 6日に宮崎国際音楽祭の「マイスキー・スペシャル〜親子で奏でるハーモニー」に出演し、ヴァイオリニストの息子サーシャ、ピアニストの娘リリーと共演。13日には別府アルゲリッチ音楽祭の「ベスト・オブ・ベストシリーズVol.3 アルゲリッチ&マイスキー 室内楽コンサート」に出演し、すぐにまた宮崎に戻り、15日には「饗宴」〜20周年記念ガラ・コンサートに参加した。
「本当に、今回は行ったり来たりで、大変だった。でも、リリーやサーシャと共演できたし、マルタとはいつもながらの熱い演奏ができたので、満足しているよ」
 宮崎国際音楽祭のリハーサルの合間を縫って、話を聞くことができた。
 つい先ごろ、現在の奥さまとの間に女の子が生まれ、4人の子どもたちの父親となったため、その話題になると相好を崩す。
「以前の結婚のときのふたり、リリーとサーシャを合わせると、6人の子持ちになったんだ。この数はすごいでしょう。私が数にこだわるのは知っているよね。なんと、バッハの無伴奏ソナタの6曲になったわけだよ」
 ここで大爆笑。
 マイスキーは、最近チェロ・ケースにそのバッハの「無伴奏チェロ組曲」をプリントし、それを大切に持ち歩いている。
「これまでもソロ、コンチェルト、室内楽と幅広く演奏してきたけど、最近は家族でトリオを演奏する機会が増えたので、そのレパートリーを広げようと思っている。レコーディングに関しては、いままで家族ひとりひとりに録音を捧げてきたけど、新たな子が誕生したから、いま彼女に何の音楽を捧げようかと考えているところなんだ」
 マイスキーに会うと、最近はパソコンに入っている子どもたちの写真を見せてくれる時間が長く、ほとんどインタビューにならない。
 でも、昔から彼のことを知っているため、こんなに明るく幸せそうな表情になったマイスキーを見て、感慨ひとしおだ。
 今回のガラ・コンサートでは、ベートーヴェンのヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調 作品56より第1楽章だったが、演奏はいつもながらの集中力に富む、ほの暗い情熱をただよわせるものだった。
 今日の写真は、バッハの作品がプリントされたケースとチェロを抱えたマイスキー。
「髪がちょっと変だねえ」
 こういいながら、3度も写真を撮り直し、ようやくOKが出た1枚。でも、撮り直した写真は、どれも同じような髪型に見えたんだけどなあ。本人だけが、こだわっているのよね(笑)。

| 親しき友との語らい | 22:17 | - | -
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