Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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五嶋龍
 デビュー当初からひとりのアーティストを聴き続けていると、その人の人生の変遷とともに、演奏の変化を聴き取ることができて興味深い。
 今日はサントリーホールに五嶋龍のリサイタルを聴きに行った。
 先日リリースされたばかりの新譜(ユニバーサル)と連動したプログラムで、前半はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」から始まり、後半はフランクのヴァイオリン・ソナタとヴィエニャフスキの創作主題による華麗なる変奏曲」。前半の2曲目にサーリアホの「トカール」が組み込まれているのが新鮮で、この作品を完全に暗譜し、自分の音楽として奏でていた。
 最近の五嶋龍は、音がとてものびやかで自信に満ちている。今日の演奏も実に自然体で、録音を終えているからか、リラックスして演奏している様子がいかにも彼らしく、聴き手も作品自体を存分に楽しむことができた。
 もっといろいろ書きたいことはあるが、実は今日の締め切りが1本残っているため、これからまだ仕事をしなくてはならない。
 というわけで、今日のブログはここでおしまい。
 そうそう、もうひとつ特筆すべきことがあった。五嶋龍と録音でも組んでいるピアニスト、マイケル・ドゥセクの安定した、ヴァイオリニストにピタリと寄り添う味わい深いピアノを聴かせたことが、このリサイタルの成功につながったと感じたのである。
 やはり、ヴァイオリニストにとって、共演するピアニストは本当に大切である。
 
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