Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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伊藤恵
 いま書店に並んでいる「レコード芸術」6月号の「先取り! 最新盤レヴュー」というページに、伊藤恵のシューベルト「ピアノ・ソナタ第18番《幻想》、第21番」(フォンテック)の記事を書いた。
 その最後のところで、「長年の研鑽の集大成か、またはこれが新たな道程への始まりか…」と綴っている。
 実は、今日、今度はその「レコード芸術」のインタビュー・ページの仕事で、音楽事務所に出向いた。
 すると、伊藤恵は第一声で、「伊熊さんのあの最後の文章、すごく心に響きました」といった。それからというもの、いつもながらのあちこちに話題が飛んでいく、ふたりの対話が始まった。
 彼女とは、感性が似ているのか、趣味が似ているのか、本や映画やさまざまな話題が尽きることはない。何かひとつの話題が出ると、一気にふたりで話がブワーッと、拡散していくのである。
 きっと編集担当のHさんも、カメラマンのAさんもびっくりしたに違いない。
「こりゃ、とんでもないふたりの会話だ。どこまで飛んでいくのだろう」と。
 ただし、私たちふたりはいつものことなので、あるところに飛んで、またそこからどこかに飛び、戻ってこなくてもまったく平気で話は続く。
 もちろん、新譜のシューベルトのことはきっちり聞きましたよ、仕事ですからね(笑)。
 伊藤恵は、今後少し精神的な休みを取り、次なる地平へと目を向けているようだ。とはいえ、次々に演奏が入り、実際はゆっくりサバティカルを取ることはできないという。
 今後の展望を聞いているうちに、またまた話が飛び、彼女の目は輝きを増してきた。というのは、自分がどう生きるか、という話に移ったからだ。
 こういう話は、とめどなくなってしまう。私もそういう話が好きなので、舌がなめらかになるし…。
 今日の写真は、カメラマンの撮影の合間にちらっと撮った1枚。
 恵さん、またゆっくりいろんなお話、しましょうね。大丈夫ですよ、「レコ芸」の記事はしっかり書きますからね、ご安心くださいませ。


 
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