Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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SOL3 MIO(ソレ・ミオ)
ニュージーランドはラグビーが強い。私が大好きなオールブラックスは、ニュージーランド代表チームで、たくましく男っぽく、どこかユーモラスでもある。
 ニュージーランドは、1850年代に入植した英国人がラグビーを持ち込み、マオリ、サモア、フィジー、トンガといった南太平洋の島々のさまざまな人種がこれに融合し、彼らの高い身体能力とすばらしい運動能力が混じり合ってラグビーの基礎が築かれたようだ。
 なんでも、ニュージーランドでは、ラグビーは「ブラッド・スポーツ」と称され、祖先から次世代へと次々に受け継がれ、家族のなかに根付いていくといわれる。
 オールブラックスは世界的な強豪チームとして知られ、ユニフォームはまさに黒一色で、国際試合の前にはハカと呼ばれる民族舞踏を披露する。これはマオリの戦士が戦いの前に手を叩き足を踏み鳴らして自分の力を誇示し、相手を威嚇することに由来しているそうで、とても素朴でユニークなダンスである。
 そのニュージーランドから、SOL3 MIO(ソレ・ミオ)というヴォーカル・トリオが出現した。ペネとアミタイ・パティの兄弟と、いとこのモーゼス・マッケイによるトリオで、2013年に発売したデビュー・アルバムがニュージーランドで最速売上記録を樹立。発売から5カ月で、その年にニュージーランドでもっとも売れたアルバムというヒットを成し遂げた。
 その「オー・ソレ・ミオ〜癒しのオーシャン・ヴォイス」(ユニバーサル 6月24日発売)がついに日本上陸。オープニングは彼らの代名詞ともいえる「オー・ソレ・ミオ」で、これが実に陽気で楽しく、ついリズムに乗ってからだを動かしたくなる極上の音楽。パティ兄弟がテノールで、モーゼスがバリトンである。
 プログラムは、「マイ・ウェイ」「マリア」「オー・ホーリー・ナイト」から「誰も寝てはならぬ」まで多彩な選曲。日本盤ボーナス・トラックとして「あったかいんだからあ🎵」が入っている。
 これは、ぜひナマのステージを聴いてみたい。あったかくて陽気で、心から楽しめるステージになるのではないだろうか。
 これを聴くと、私にはオールブラックスの野性的なプレーが浮かんでくる。ニュージーランドは一度も行ったことがないが、ぜひ訪ねてみたい土地である。なぜか、自分の血が騒ぐのだ(笑)。
 今日の写真は、ジャケット写真。この「オー・ソレ・ミオ」を聴くと、ふだん聴き慣れたイタリア人のうたう地中海的な曲想とはまったく趣の異なる雰囲気が生まれ、まさに南太平洋のが空気がただよう。梅雨の季節に、ひと吹きの南国の風が吹き込んでくる感じだ。

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