Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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藤井一家との交流
 フルートの藤井香織とのおつきあいは、彼女がCDデビューしたころから始まり、以来ずっと続いている。
 彼女は現在ニューヨーク在住ゆえ、あまり会えなくなってしまったが、昨夏リリースの「Voyage(ヴォヤージュ)」(コジマ録音)のライナーノーツを書いたことで、またおつきあいが復活した。
 そこへ今度は父親であるクラリネットの藤井一男の新譜、「祈りの時(仮題)」(コジマ録音)のライナーを担当することになり、おつきあいが広がった。両CDともに、ピアノは香織の姉である裕子が担当している。
 今日は、古民家を改造しておいしい和食を提供している西荻のRe-gendoに、藤井一家がきてくれ、食事会を行った。
 なんでも、ここは母親であり、ピアニストである藤井祥子の非常に親しくしているお店であり、なんと今日は月曜日なので定休日なのだが、特別に開けてくれた。私たちの貸し切りである。なんという贅沢…。
 まず、食事が始まる前に、私は一男と裕子のご両人に録音のこと、プログラムの構成、このアルバムのコンセプトなどをインタビューし、ライナーノーツの準備に取りかかった。
 いろんな話を聞くことができ、藤井一男の録音に賭ける熱い思いも聞くことができたため、あとは雑談をしながら楽しい食事会となった。
 藤井香織は長年のお付き合いがあるのだが、父親、母親、姉の3人に会ったのは、今日が初めて。ところが、最初からなんだか親戚づきあいのような雰囲気になり、お互いのプライヴェートなことまでガンガン話題にのぼり、次第にファミリーのような空気が生まれた。
 3時間半におよぶ食事会は、和気あいあいの雰囲気のなかで終わり、次は香織の帰国を待って、秋にみんなで再会する約束をした。
 音楽一家というのは多く見てきたが、本当に藤井一家はおだやかで陽気で楽しい家族である。姉妹も仲がいいし、うらやましい限りだ。
 このアルバムは、今秋リリースされる予定。心からの音楽に対する深い思いが投影された演奏で、「アメージング・グレイス」「カッチーニのアヴェ・マリア」「ハナミズキ」「主よ、人の望みの喜びよ」などの名曲が16曲収録されている。
 今日の写真は、左から藤井一男、裕子、祥子。なんだか初めて会った気がせず、長年の友人か親戚のような思いを抱いた。なんとも不思議な出会いである。

| 親しき友との語らい | 23:13 | - | -
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