Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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アルテミス・カルテット
 先ごろ、アルテミス・カルテットのヴィオラ奏者、フリーデマン・ヴァイグルの訃報が届き、大きなショックを受けている。
 アルテミス・カルテットには昨年インタビューしたばかりで、そのときにヴァイグルはとても元気だったからだ。
 このインタビュー時の様子は、2014年5月26日のブログに書いている。その写真の右端のロングヘアの男性がヴァイグルだ。とても知的で物静かで、笑顔のステキな人だった。
 アルテミス・カルテットの新譜は、ブラームスの弦楽四重奏曲第1番&第3番(ワーナー)。9月16日リリース予定だが、ヴァイグルの突然の死去により、海外のリリースが延期されることも考えられ、それにより日本の発売も遅れることが予想される。
 このブラームスは、アルテミス・カルテットならではの精緻なアンサンブル、情熱的で深々とした音色に仕上がっており、聴きごたえ十分。次号の「intoxicate」で演奏に関しての記事を書く予定になっている。だが、これがヴァイグルの最後の録音となり、追悼盤になってしまうとは、本当に信じられない思いでいっぱいだ。
 昨年インタビューしたときには、2012年8月に第1ヴァイオリンがラトヴィア出身のヴィネタ・サレイカに変わり、これから心機一転、新たな船出をすると4人が熱く語っていたのに、なんということだろう。
 この演奏を聴きながら、私はつい内声に耳を集中しがちになる。ヴィオラの音を無意識のうちに探してしまうのである。
 

 
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