Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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辻井伸行
 辻井伸行は、コンサートのたびに異なるコンチェルトを披露する。
 今日は、サントリーホールで「《自作&クラシック》オーケストラ・コンサート」と題する演奏会が開かれ、前半は自作品を田中祐子指揮オーケストラ・アンサンブル金沢と共演し、オーケストラ・バージョンで演奏した。
 後半はガーシュウィンの「パリのアメリカ人」(室内オーケストラ版)から始まり、いよいよ辻井伸行がソロを務めるガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」が登場した。
 彼はいかにも楽しそうに、ジャジーなリズムに乗り、オーケストラとの音の対話を濃密な形にしていく。
 つい最近、ラフマニノフやプロコフィエフのコンチェルトを聴いたばかりだったのに、今度はガーシュウィンだ。本当にそのレパートリーの広さには感服してしまう。 
 終演後、11月末から12月にかけて行われるワレリー・ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルとの共演による、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」のプログラム原稿のためのインタビューがあり、楽屋に向かった。
 私は「皇帝」の第2楽章をこよなく愛しているため、その話題で盛り上がり、彼もあの美しい緩徐楽章には深く魅せられていると話していた。
 デビュー当初の話からクライバーンの思い出、ゲルギエフとの初共演、ドイツで初めてベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア・ソナタ」を弾いたときの緊張感、これからの夢までいろんな話を聞くことができ、11月29日と12月1日のサントリーホールでの演奏が楽しみになった。なお、このツアーは大阪、名古屋、仙台公演も組まれている。
 今日の写真は、インタビュー後の写真撮影の横でチラッと1枚撮ったもの。彼は写真撮影は苦手なようで、インタビュー中はとても嬉々とした表情を見せていたのに、撮影となったら下を向いていることが多かった。本来は、とてもシャイな性格なのである。
 でも、コンサート直後なのに、疲れも見せずにインタビューに応じてくれた。辻井さん、ありがとう。「皇帝」、期待していますよ!


 

 
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