Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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北村朋幹
 8月26日から9月13日までイギリスで開催されていた、第18回リーズ国際ピアノ・コンクール。
 今日はファイナルの結果発表があり、日本人で唯一ファイナルまで進んだ北村朋幹は、第5位入賞となった。
 北村朋幹は、現在24歳。ベルリン芸術大学のピアノ科と古楽科に籍を置き、研鑽を積んでいる。
 私は1980年代にリーズ・コンクールに取材にいき、そのレヴェルの高さに驚いたものだ。他の国際コンクールの優勝者や入賞者が数多く参加していたからだ。
 当時は、本選のコンチェルトの指揮をサイモン・ラトルが担当し、その起用にもびっくりした。
 のちにラトルにその話をすると、「ああ、私にとって、あのコンクールの指揮はとても楽しいものだった。これから世に出ていく若いピアニストのサポートができるなんて、最高じゃないか。彼らは私との共演をすごく思い出深いものとしてとらえてくれるからね」と、話してくれた。
 ラトルが若い世代の音楽家を支援する気持ちが強いのはよく知られたことだが、当時からこういう思いを抱いていたのだ。
 北村朋幹はこれを機に、よりいっそう高みを目指して頑張ってほしい。
 コンクールというのは、第5位入賞だとあまり話題にならないが、リーズ・コンクールは参加者にとって、とても意義深いコンクールだと思うからである。
 さて、今年はチャイコフスキー、リーズと大きなピアノ関係の国際コンクールが終了した。さて、いよいよショパン国際ピアノ・コンクールが近づいてきた。もう来月の頭にスタートである。待ち遠しいなあ。
 
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