Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ユンディ・リ
 アーティストのCDのライナーノーツを書く仕事は、作品が出来上がってくるのがとても楽しみで、そのCDがとても特別ものに思えるから不思議だ。
 つい先ごろ、ユンディ・リのショパン「プレリュード全集」(ユニバーサル)のCDが届いた(9月16日発売)。
 これはユンディが2015年6月にベルリンで録音したもので、「24のプレリュード作品28」と、プレリュード嬰ハ短調作品45(第25番)、プレリュード変イ長調遺作(第26番)が収録されている。
 ショパン・コンクール優勝から15年が経過し、ユンディはいま再びショパンの演奏に戻っている。一時期、ショパンから離れ、さまざまなレパートリーに幅を広げたが、やはり彼にとってショパンはレパートリーの根幹をなすようだ。
 このプレリュードは、そんなユンディの現在の心を映し出すように、雄弁な演奏となっている。特有の美音も健在だ。
 彼は来月開催されるショパン・コンクールの審査員を初めて務めることになり、最年少審査員となる。いつか、その話を聞きたいものだ。
 ユンディには長年インタビューを続けているが、いつも音楽の話の合間に彼のヘアスタイルが話題となる。そのつど、変わっているからだ。もっとも、彼自身は「いま、この髪型が一番気に入っているんだよ」と、笑っているが…。
 今回のCDのジャケットでは、やわらかくパーマをかけてウェーブをつけ、サイドはかなり短め。このスタイルは、初めてだワ。
 このジャケット、なかにもたくさん顔写真が掲載されているんですよ。さすが、人気ピアニストならではのジャケットだ。
 ショパンのプレリュードは、じっくり聴くと本当にすばらしい作品で、ショパンの様式、表現、創造性、革新性、物語性など、さまざまな側面が味わえる。さて、またユンディの録音で、ショパンの偉大さに触れましょうか。
 今日の写真はCDのジャケット。この表情、ちょっと俳優みたいだよねえ。






 
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