Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ
 私の仕事のひとつに、コンサートのチラシの原稿を書くというものがある。来日公演のかなり前にチケットが発売されるため、それに合わせて制作されるチラシの裏面に掲載される原稿である。
 今日は、2016年2月3日から2月19日まで全国8公演が予定されている、樫本大進&コンスタンチン・リフシッツのデュオ・リサイタルのチラシができ上がり、音楽事務所から送られてきた。
 ふたりは出会いから10数年を経て、2010年12月に日本でベートーヴェン・チクルスを開始。ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏を行い、同時に海外で録音も行った。
 そんな彼らが再び共演することになった。
 今回は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第7番に、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第2番、プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第1番というプログラム。大進とコンスタンチンは、このプログラムを組むために何度も話し合い、お互いの意見を尊重し、練りに練った結果、この3曲に決めたという。
「コンスタンチンとぼくは、ともに演奏するたびに絆がどんどん深くなっていくのを感じます。彼の演奏はスリリングで、次に何が出てくるのかわからないような未知なる魅力を秘めています。その刺激的な演奏にぼくも触発され、自分もより高みを目指す演奏をしたいと考えるようになるんです」
 大進のことばを受けて、コンスタンチンが続ける。
「大進と演奏すると、いつも心の奥から喜びが湧いてくるんです。ぼくはヴァイオリンとのデュオでは、ひとつのストーリーを描き出したいと思っています。いずれの作品にも、作曲家がそのなかに込めた物語が存在するからです」
 今日の写真は、届いたばかりのチラシ。ベートーヴェン・チクルスのときは、とりわけ第7番のソナタが印象に残った。それが再現される。ブラームスとプロコフィエフも、入念な準備のもとに演奏されるに違いない。この3曲の組み合わせ、いまから楽しみだ。


 
 
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