Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ヴィルサラーゼ&ブッフビンダー
 心にしみじみと響いてくるピアノを聴かせてくれるベテラン・ピアニストが、今冬から来春にかけて来日し、すみだトリフォニーホールでリサイタルを開く。
 エリソ・ヴィルサラーゼ(11月21日)と、ルドルフ・ブッフビンダー(2016年3月4日)のふたりである。
 実は、このふたりにアルド・チッコリーニを加えた3人がグレイト・ピアニスト・シリーズに組まれていたが、チッコリーニは2015年2月に89歳で急逝したため、演奏はかなわぬこととなってしまった。
 ヴィルサラーゼは2014年、ブッフビンダーは2012年に同ホールで圧倒的な存在感を放つ演奏を披露し、その印象はいまだ心の奥に深く刻み込まれている。
 このリサイタル・シリーズのチラシ裏面の原稿を書いたため、ずいぶん前からふたりの演奏会に期待が高まっていた。
 ヴィルサラーゼもブッフビンダーも、演奏同様インタビューでも真摯で純粋で前向きな姿勢を崩さない。そしてふたりに共通しているのは、「常に新たな演奏をすること」。長年弾き慣れた作品でも、まったく新しい作品と対峙するような姿勢で演奏に臨むという。
 今回、ヴィルサラーゼはモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」、第13番、ロンド イ短調、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番「熱情」、そして得意とするシューマンの「謝肉祭」をプログラムに組んでいる。
 一方、ブッフビンダーはJ.S.バッハのイギリス組曲第3番、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」、そして待望のシューベルトのピアノ・ソナタ第21番が演奏される予定だ。
 いずれもピアノ好きにはたまらない選曲。きっと今回も、感動のあまり、終演後しばらく席を立てない状況に陥るのではないだろうか。
 今日の写真は、その来日公演のチラシ。これらの日は、何がなんでも空けておかなくちゃ…。


 
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