Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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サラ・オレイン
 人は、その分野で大成功を遂げても、必ずしも自信に満ちた元気いっぱいの状態にはならないようだ。
 今日は、「ポスト・サラ・ブライトマン」といわれる3オクターブを超える歌声と絶対音感をもち、ヴァイオリンも作詞・作曲もこなすサラ・オレインにインタビューを行った。
 クラシカル・クロスオーバーというジャンルはすっかり定着したようだが、サラ・オレインもこのジャンルに属する。新譜は「f(エフ)」と題するアルバムで、クラシックの名曲の編曲ものから自作曲、癒しの名曲まで多種多様な曲が収録されている(ユニバーサル)。
 もちろん、インタビューは新譜について、これまでの活動の経緯、子ども時代から現在までの音楽とのかかわり方などについて聞いていたのだが、ふとしたことから自身の生き方についての話になり、そのなかで「自分に自信がない。私はとても弱い人間で、それを克服するために必死で勉強してきた」と語りはじめた。
 オーストラリアでは優秀な成績を収め、ヴァイオリニストとしても活躍、日本の東京大学の留学生に選ばれ、来日6年目にして歌手として日本で大ブレイク。それなのに、自信がないとは…。
 彼女はとても繊細な神経の持ち主で、傷つきやすく、これまでいじめなどにも遭い、それを必死で乗り越えてきたという。
 話を聞いていると、大変な努力家で、完璧主義者。語学にも興味があるため、日本語を「ちょっとできる」程度では納得できず、ふつうに話せるまで勉強したという。実際、流暢な日本語で、熟語や難しい表現も楽々と話す。
 サラ・オレインの歌声は、ヒーリング的な要素もあるが、説得力もある。それは彼女が完璧に納得いくまで歌を磨くからだろう。
 このインタビューは、HPのリニューアル後のインタビューページに掲載する予定である。
 今日の写真は、ノーブルで繊細な表情を見せるサラ・オレイン。フィギュアスケートの羽生結弦をはじめとする選手たちとの共演は、とても楽しかったと語る。
「羽生選手は本当に完璧主義者で、負けず嫌い。本当に自分が納得いくまで練習を続け、本番で最高の状態を披露する。ある意味で、似ているところがあると感じました」とのこと。


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