Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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新国立劇場の「トスカ」
 プッチーニの人気オペラ「トスカ」は、これまで内外でさまざまなプロダクションによる演奏を聴いてきたが、今日は新国立劇場に聴きにいった。
 トスカはウルグアイ出身の、いま勢いに乗るソプラノ、マリア・ホセ・シーリ。イタリア・オペラを中心に活躍している。
 カヴァラドッシはスペイン出身のテノールで、カラフ、ラダメス、カヴァラドッシ、ドン・ホセなどの役を各地でうたっているホルヘ・デ・レオン。
 スカルピアは「リゴレット」「ジャンニ・スキッキ」「ファルスタッフ」「シモン・ボッカネグラ」などのタイトルロールを得意としているバリトン、ロベルト・フロンターリ。
「トスカ」はこの3人が歌唱、演技ともに秀逸でないと、最後まで聴き手の心をとらえることが難しいが、今日の3人はそれぞれ才能を思う存分発揮した。
 とりわけトスカ役のマリア・ホセ・シーリの輝かしい歌声と迫真の演技が際立ち、存在感のある「歌姫」を披露した。
 彼女ののびやかで情熱的でクリアな歌声は、トスカという人物を立体的かつ現実的な人間として描き出し、魅力ある女性像を作り上げた。
 マリア・ホセ・シーリは体躯堂々としたタイプで、演技もスケールが大きい。高音もどんなに強音になっても揺らぐことがなく、ドラマティックでしかも自然体だ。
 明日は、このマリア・ホセ・シーリにインタビューをすることになっている。きっと、素顔も魅力的な人に違いない。
 明日の記事をお楽しみに〜。
 今日の写真は、「トスカ」のプログラムの表紙。第1幕の最後の、人々が感謝の祈りを捧げるシーンのこの舞台美術と衣裳が、とても華やかで美しかった。とりわけ第1幕フィナーレの「テ・デウム」は華麗で荘厳で圧巻。
 今日は「トスカ」の初日で、20日、23日、26日、29日と4公演が予定されている。 

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