Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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Nana
 チェロ界に彗星のごとく、若きスターが登場した。
 台湾出身の15歳、Nana(欧陽娜娜)である。
 彼女は6歳でチェロを始め、10歳のときに18都市で40以上のコンサートを成功させた。そして12歳で台湾のチェロ・コンテストで第1位を獲得し、リサイタルも行っている。
 その後、13歳で全額奨学金を取得してカーティス音楽院に留学。現在は、チェリスト、女優のふたつを両立させながら活動を展開している。
 昨日は、Hakuju Hallでコンベンションが行われ、デビュー・アルバム「Nana 15」(4月6日発売 ユニバーサル)のなかから数曲が演奏された。
 本人はとても緊張していたそうで、トークでは「これから毎年1枚ずつアルバムが出せればうれしい」と語った。
 伯母にあたる欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)も、デビューCDをとても喜んでくれたそうだ。
 その欧陽菲菲のヒット曲「「ラヴ・イズ・オーヴァー」を演奏したものが、日本盤ではボーナス・トラックとして収録されている。
 Nanaは、この曲を「男女の愛情についてうたわれた曲だけど、チェロの演奏では歌詞がないから難しい。私は初恋みたいな感じで弾いている」と話した。
 CDの選曲は、メンデルスゾーンの「無言歌」やエルガーの「愛の挨拶」、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」、シューベルトの「アヴェ・マリア」などの人気曲がずらりと勢ぞろい。のびやかな弦の響きを聴かせている。
 そして今日は、彼女にインタビューをするために宿泊先のホテルに出向いた。
 15歳とは思えぬほどしっかりした考えをもち、質問に対してことばを尽くして語り、ひたむきさが感じられる。
 とても素直な性格で、キュートな顔立ちも相まって、会った人みんなを引き付けてしまう強烈な魅力を備えている。
 このインタビューは、「CDジャーナル」に書く予定になっている。いろんな話を幅広く聞くことができたので、できるだけ詳しく紹介したいと思う。
 今日の写真は、かわいい笑顔のNana。チェロを弾くときは真剣そのもののクールな表情だが(当然ですよね)、素顔はにこやかで人なつこい。
 中国のさまざまなソーシャル・メディアを合計したフォロワーは550万人に上るというのも、うなずける。


 
 
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