Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< 浜松国際ピアノアカデミー 第20回開催記念コンサート | main | ニコラス・マッカーシー >>
ダニエル・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリン
 今日はダニエル・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンの来日公演が、サントリーホールで幕を開けた(2月9日〜20日サントリーホール、18日ミューザ川崎シンフォニーホール)。
 今回のツアーはブルックナー・チクルスが組まれ、交響曲第1番から第9番までが順番に演奏される。
 今日はまず第1番が演奏されたが、この作品はなかなかナマで聴くことはできず、貴重な機会となった。
 ブルックナーは作品の改訂を施すことが多く、版も複数存在することで知られるが、今日の第1番は若きブルックナーが生み出したリンツ稿が用いられた。
 シュターツカペレ・ベルリンはベルリン国立歌劇場付属のオーケストラで、450年近い歴史を有する伝統に根差したオーケストラ。弦楽器群がとても豊かな響きを備え、管楽器もまろやかで、しかも力強い。
 バレンボイムは1992年からベルリン国立歌劇場の音楽総監督を務め、2000年には終身首席指揮者に任命されている。
 今回のプログラムは、バレンボイムの弾き振りによるモーツァルトのピアノ協奏曲がブルックナーの前に演奏される日が多く、今夜はピアノ協奏曲第27番が組まれていた。
 バレンボイムは、最近ピアノを弾くことが多い。一昨年ベルリンでインタビューしたときにも、「いま、とてもピアノが弾きたいと思っている」と話していた。最近では、同郷のアルゲリッチとも共演しているほどだ。
 今日のピアノの弾き振りも、実に自然で嬉々とした演奏。ピアノと指揮、この両面がたっぷりと披露できる今回のプログラムは、バレンボイム自身がいまの心身の充実を存分に発揮できるものとして、心から楽しんでいるのではないだろうか。
 なお、2月23日の金沢、24日の広島、25日福岡公演は、バレンボイム、ハイティンクがその才能を認めている若き俊英、ダーヴィト・アフカムが指揮を担当することになっている。
  
| クラシックを愛す | 00:00 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE