Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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緑果搾り
 エキストラヴァージンオリーブオイルに目のない私は、スペイン、ギリシャ、イタリア、チュニジア、トルコなど、さまざまな土地のオリーブオイルを探し、そのとびっきりのおいしさを堪能している。
 ところが、灯台下暗し、わが国にもとてもおいしいオリーブオイルがあった。
 小豆島の井上誠耕園の「エキストラヴァージンオリーブオイル緑果搾り」である。
 この会社は初代園主がオリーブの苗木を植えてから約70年。現在は三代目が園主を務め、広大な土地にオリーブ畑とみかんなどの果実畑があり、食料品だけではなく、化粧品なども手がけている。
 今回手に入れたのは、数量・期間限定のオリーブオイル。小豆島の園地だけでは生産に限りがあると考え、スペインのコルドバ県で六代続くオリーブ農家、ルケ一家と契約して作られた緑果搾りである。
 このおいしさを何と表現したらいいのだろうか。
 野性的で新鮮で、ちょっと苦みがあり、さわやかでクセになる味わいだ。
 これを白身魚のカルパッチョに振りかけたり、野菜のマリネに使ったり、温野菜や焼き野菜にパラリとかけたりするだけで、もう極上のおいしさ。
 私はこのオリーブオイルを味わっていたら、旅心が刺激され、無性に小豆島に旅をしたくなった。
 この農園は、広大な土地を散策しながらオリーブやかんきつ類の間を歩くことができるという。カフェもあり、商品を購入することができる。
 東京からはちょっと距離があるが、もう心は小豆島に飛び、「アーティスト・レシピ」の材料を探しにいきたくてたまらなくなった。
 よ〜し、絶対に井上誠耕園に行くゾ。オリーブオイルが呼んでいるもんね(笑)。
 もちろん、「アーティスト・レシピ」は、写真からその材料の良しあしが伝わってくるわけではない。でも、私がこだわりの逸品を求めて、それを使ったお料理をすれば、絶対にその熱意は伝わるはずである。
 以前、あるお鍋を求めて、京都の生産者のところまで探しに行ったことがある。
 それは、「アーティスト・レシピ」の本の、エマニュエル・パユのページに登場しているお鍋とおたまである。
 パユにその話をすると、「エーッ、きみってそこまで凝るの。いやあ、感激だなあ、ぼくの料理にそれを使ってくれて。ところで、実際に味見させてくれない?」といって、大笑いしていた。
 というわけで、今度は小豆島である。
 いつ行かれるかわからないけど、近いうちにオリーブに会ってきま〜す。
 今日の写真は、美味なる緑果搾り。たまんないワ、これ…。


 
 
 
 
 
| 美味なるダイアリー | 20:29 | - | -
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