Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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サンディエゴとキューバの料理本
 友人のTさんはどんどん海外に出かけ、親しくしている音楽家の演奏を聴き、現地のおいしい食事を味わい、さまざまなトラブルにもめげず、旅を楽しんでいる。
 そして、彼女が必ず見つけてきてくれるのが、その土地ならではの料理本。
 今回は、アメリカのサンディエゴにある有名なホテル、コロナドのシェフとパティシエが作っているお料理が満載の本と、キューバのこれまた有名なシェフが作っているお料理の数々が掲載された本を購入してきてくれた。
 これらは英語で書かれ、美しい写真が満載。土地の写真も数多く掲載されていて、いながらにして旅を楽しむことができる。
 もちろん、私はじっくりとそれぞれのお料理をながめ、どれか参考になるものがないか、自分がつくれるものはないかと考えながらページをめくっていくのだが、もっとも参考になるのは、食材の合わせ方と盛り付けである。
 アメリカやキューバのシェフは、ヨーロッパのシェフとはひと味もふた味も異なる食材を組み合わせる。
 しかも、その盛り付けは、ダイナミックかつ色彩感豊か。
 そうそう、もうひとつ、とても興味深いのが、スパイスやハーブ、調味料の使い方である。
 最近、日本では何でも手に入る。どんな珍しい調味料も、デパチカやインターナショナルマーケットに行けば、ずらりと並んでいる。だから調味料では苦労しない。
 こういう本を見ていると、旅心が無性に刺激され、かなり前に行ったサンディエゴを思い出してしまった。
 このときは、パヴァロッティの取材だった。ずいぶん苦労したっけなあ。
 なにしろ、パヴァロッティはインタビュー嫌いで有名だ。それを承知で、私は彼をリハーサル後に追いかけ回すはめになった。
 そのときは「hanako」の取材だった。このときのいきさつを編集長の椎根さんが、フリーになってからhanakoの本にまとめ、私もちょっとだけ出演している。
 お料理の本から次々に思い出が蘇ってきて、感慨深い。
 このパヴァロッティの取材記は、ブログのカテゴリー「終わりよければ…取材奮闘記」の2011年2月24日に綴っている。ご興味のある方は、アクセスしてみてくださいな。
 Tさん、本当にありがとう。
 ゆっくりひとつずつお料理を見て、アーティスト・レシピに生かします。
 今日の写真は、お土産にいただいた2冊の料理本。キューバの方は、活字ではなく、手書きのような文字で書かれている。

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