Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< だいこんの浅漬けゆず風味 | main | 単行本の打ち合わせ >>
金子三勇士
 ピアニストの金子三勇士は、音楽も語りもまっすぐストレート。正統派で勝負するピアニストであり、リストゆかりのハンガリーの血を受け継ぐ逸材として、リストを得意としている。
 今日3月30日は、ユニバーサルから「ラ・カンパネラ〜革命のピアニズム」でメジャー・デビューを果たした記念の日。ハンガリー大使館でCD売記念レセプション・パーティがあり、ハンガリー政府関係者、CDショップ関係者、マスコミ関係者など大勢が集まった。
 まず、CD収録のショパン「革命のエチュード」、そしてドビュッシー「月の光」、リスト「ラ・カンパネラ」「ハンガリー狂詩曲第2番」がトークを交えて演奏され、最後にアンコールとしてモーツァルトの「きらきら星変奏曲」の一部が披露された。
 金子三勇士は、「世界の舞台を目指したい」と熱く語った。デビュー当初から聴き続けているが、日本とハンガリーというふたつの祖国をもつからか、やはり大陸的なスケールの大きさを感じさせるピアニズムである。
 当初の演奏は若きエネルギーが爆発する直球型だったが、徐々に作品への思いが深くなり、現在は変化球も見せ、多様性が伺える。
 この記念CDの曲目解説の原稿を書き、9月18日に東京オペラシティコンサートホールでのリサイタルのチラシ原稿も担当したため、今回の録音とコンサートに関しては、並々ならぬ思いを抱く。
 今年はリスト没後130年。ハンガリー大使館では、リストの頭部の彫像に見守られながら演奏し、思いのたけを鍵盤にぶつけた。
 今日の写真は、演奏の合間にていねいな美しい日本語でトークを行う様子。記念のケーキをプレゼントされて笑顔に。パティシエ、大使ご夫妻と。ピアノの横に置かれたリストとバルトークの頭部彫像。「伊熊さ〜ん、きてくれてありがとう」と、満面の笑顔を見せてくれた金子三勇士。みんなに好かれるナイスガイである。










 
| アーティスト・クローズアップ | 22:42 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE