Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ボッティチェリ展
 時間に追われ、あわただしい毎日を送っていると、アイデアが枯渇してくる。
 こういうときこそ、美のオーラを浴びなくてはならない。
 早くいかなくては、とずっと思っていたボッティチェリ展がもうすぐ終わってしまうため、思い切って東京都美術館に出かけた。というのは、金曜日は20時まで開館しているからだ。
 だが、今日の上野は肌寒い気候にもかかわらず、週末とあって上野公園は夜までお花見の人、人、人。
 それをかきわけ、美術館に着いたら、またもや人、人、人。
 エーッ、こんなに遅いのにまだ混んでるよ〜、みんな週末だというのに、どうして?
 でも、私も4月3日に終わるからと滑り込みセーフをねらったのだから、みんな同じ気持ちなのかもしれないわね。
 ボッティチェリの作品は、いろんなところで見ている。
 今日は、フィレンツェのウフィツィ美術館の「ラーマ家の東方三博士の礼拝」、ミラノのポルディ・ペッツォーリ美術館の「聖母子(書物の聖母)」、グラナダの王室礼拝堂の「オリーヴ園の祈り」などの絵に再会することができ、その絵を見たときの現地の様子がまざまざと脳裏に蘇ってきた。
 本物の絵というのは圧倒的な存在感を放ち、見る者を釘づけにする。絵のなかから長年の歴史と伝統の重みが伝わり、何世紀も生き抜いてきた絵の生命力に敬意を表し、ひざまづいて祈りたくなるような思いを抱く。
 ボッティチェリの絵は繊細で緻密で、匂い立つような馨しさが感じられる。特に人物の目の表情がすばらしい。
 会場の出口には、「ラーマ家の東方三博士の礼拝」に描かれた自画像のレプリカが飾られ、多くの人たちがボッティチェリと並んで写真を撮っていた。
 今日の写真は、そのボッティチェリのレプリカ。



 やはり、これだけ存在感のある上質で美しい絵に触れると、疲れが一気に吹き飛ぶ。記念に、ボッティチェリの聖母子から触発されてデザインしたというネックレスを購入した。
 いろんなデザインと色があったけど、私はかなり色彩を押えた繊細なネックレスを選んだ。こういう美術館グッズは、なんとなく心が癒されるから不思議だ。




 
 
| 日々つづれ織り | 23:36 | - | -
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