Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< 束の間の楽しみ | main | 京野菜 >>
辻井伸行
 6月7日から19日まで、辻井伸行とオルフェウス室内管弦楽団の全国ツアー(10公演)が行われている。
 今回はオール・ベートーヴェン・プログラムで、AからDまで4つのプログラムが組まれている。
 今日は、「プロメテウスの創造物」序曲からスタートし、ピアノ協奏曲第3番のソリストに辻井伸行が登場。後半は交響曲第7番が演奏された。
 今回のオルフェウスとの共演では、辻井はピアノ協奏曲第3番と第5番「皇帝」をプログラムに載せている。
 私は「皇帝」はこれまでの演奏で聴いたことがあるため、今回は第3番の方を選んだ。
 第3番は、ベートーヴェンの青年期を代表するコンチェルトで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲のなかで唯一短調で書かれ、しかも交響曲第5番と同じハ短調が用いられている。
 それゆえ、デモーニッシュな面と、雄渾でたくましい響きと、華麗さと抒情性と幻想性など、多彩な表情に彩られている。
 辻井伸行は、第1楽章からオルフェウスをリードするような姿勢を見せ、ぐんぐんテンポを上げていく。カデンツァでは生き生きとしたリズムを前面に押し出し、歯切れよいテンポで弾き進めていく。
 最後は、一気にオーケストラとともに爽快なクライマックスを築き上げた。
 終演後、楽屋を訪れたら、汗びっしょり。髪がちょっと短くなったためか、髪もいまのエネルギーを表すように爆発していた(笑)。
 いま、私は10月末から11月にかけてヨーロッパ室内管弦楽団と辻井伸行の共演によるモーツァルトのピアノ協奏曲第26番「戴冠式」の原稿を書いている。
 そこで、辻井さんに「戴冠式」についてひとことコメントをもらうと…。
「この曲、大好きなんですよ。ヨーロッパ室内管弦楽団と共演できるのは、すっごく楽しみ。特に第2楽章が印象的なんですよねえ」といっていた。
 今日の写真は、汗がほとばしる終演後のNobuくん。いつも元気です!


 
 
| クラシックを愛す | 23:22 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE