Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

ブログ

<< ビートルズ狂想曲 | main | 牛田智大 >>
前橋汀子
 ひとつのコンサート・シリーズを長年続けるのは、さまざまな意味で大変である。
 前橋汀子は、「珠玉の名曲にひたる ひと時」という「アフタヌーン・コンサート」と題したシリーズを12年間続けている。
 今日は、サントリーホールで14時からその12回目のリサイタルが行われ、J.S.バッハの「G線上のアリア」からスタート。ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」、バッハの「シャコンヌ」が前半のプログラム。
 後半は、クライスラーやドヴォルザーク、シューベルトなどの名旋律を聴かせ、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」でフィナーレを迎えた。
 その後、アンコールを数曲披露し、最後は「タイスの瞑想曲」ですべてのプログラムを閉じた。
 前橋汀子のこのシリーズは、リピーターの聴衆が多く、すでに来年のチケット売り出しのデスクの前は、長蛇の列となっていた。
 彼女の演奏は、ひたむきで品格にあふれ、情感豊かである。サントリーホールを満席にする力があり、男性ファンも多い。
 終演後、ピアノを担当した松本和将、関係者とともに食事会が行われ、私も招待されたため、おいしい中華料理を囲んで団らんのときをもった。
 8人で丸テーブルを囲んで音楽談義に花を咲かせ、前橋汀子もコンサート終了後のホッとした表情を浮かべていた。
 7月10日にはザ・シンフォニーホールで同様のリサイタルが開かれるが、後半の曲目は少し変わる。
 彼女はその後もリサイタルと前橋汀子カルテットの演奏がびっしり入っていて、このカルテットはベートーヴェンの作品が3曲組まれている。
「移動も多いし、このカルテットの演奏は大変なのよ」
 こういいながらも、弦楽四重奏曲の演奏を楽しみにしている様子が伝わってきた。
 今日の写真は、リサイタル終了直後の安堵の表情。
 前半は、美しいグリーンのドレスが着用されたが、グリーン好きの私は、そのエレガントなドレスがバッハの「シャコンヌ」の凛とした演奏にとても合っている感じを抱いた。本当は、その写真を撮りたかったくらいだ。

| クラシックを愛す | 00:03 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE