Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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オペラ入門の取材
 今日は、女性誌のエディターによる私へのインタビューが行われた。
 タイトルはオペラ入門で、その雑誌の読者がオペラを楽しむためにはいかにしたらいいか、という内容の質問がいくつか出された。
 事前に質問状が送られてきていたので、いろんな角度から答えを用意し、インタビューに応じたわけだが、編集・ライターのYさんと話しながらちょっとした雑談などを交え、さまざまな話をした。
 私がフリーとして独立したころは、一種のオペラブームで、世の中の景気がよかったためか海外のオペラハウスの引っ越し公演が相次ぎ、ずいぶんオペラ入門の記事を書いたものである。
 海外のオペラハウスなどにも取材に出かけ、指揮者や歌手や演出家、また総監督や劇場支配人などにインタビューを行い、特集記事も手がけた。
 しかし、時代は変わり、現在は海外のオペラハウスの来日公演の前に現地に取材にいくというスタイルはなくなった。
 今日の記事は、リニューアル・オープンした日生劇場のNISSEI OPERAの関連ページで、Yさんが私の話をもとに記事を作成してくれる。
 彼女と話をしながら、オペラの記事を数多く書いていたころのことを思い出した。
 思えば、「Hanako」の連載を書いていた10数年間に、どれほどオペラを取り上げただろうか。他にも女性誌やカード誌、新聞など、オペラの記事をずいぶん依頼されたものだった。
 その多くが「オペラを楽しむためには」「何を着ていけばいいか」「どんなことを予習していったらいいか」「どんな作品を選んだらいいか」「敷居が高そうだけど、何か注意することは」「何を基準に選んだらいいか」「演奏者を選ぶ基準は」「作曲家によってどう作品が違うのか」「まずどこから入ったらいいか」という、基本的な内容だった。
 あれからずいぶん時間が経ったけど、オペラは本当に浸透したのだろうか。
 まず、聴いてみる。劇場に足を運んでみる。これが大切なんだけど、その第一歩を踏み出すのが大変なようだ。
 今日のインタビューでも、そのことを力説した。オペラはPAを使わず、ナマの声で勝負する世界。オーケストラの序曲からフィナーレまで、別世界へと運ばれる。そんな至福の時間、なかなかあるものではない。
 Yさん、楽しい記事を期待していますよ〜。
 
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