Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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メール・インタビュー
 メールの発達により、仕事の仕方が大幅に変ってきた。
 まず、原稿依頼の方法が電話からメールに移り、ほとんど固定電話にはかかってこない。
 固定電話が留守電になっていると、すぐに携帯の方にかかってくる。
 外出先でその電話を受け、「それじゃ、詳細はメールで送っておいていただけますか。戻り次第、見ますので」と、返事をしておく。
 これで、メールに原稿依頼が入ってくるというわけだ。
 最近多いのが、メール・インタビューという方法。海外にいるアーティストにメールでインタビュー内容を送り、その答えを送ってもらい、インタビュー原稿に仕上げるというやり方である。
 このメリットは、経済的な面と時間的な面。海外に出張して話を聞かなくて済むし、時間の節約にもなる。
 デメリットは、一方通行のインタビューになること。一問一答の形になるため、それをインタビューらしい原稿に仕上げなくてはならない。
 まあ、私はそういうの得意だけどね、なあんて…。いえいえ、けっして自慢しているわけでも、楽しんでいるわけでもありませんよ。
 だって、この場合は、実際にアーティストに会って話をしているわけではないため、生き生きとした原稿を書くのは至難の業だからだ。
 私は、人に会って話を聞くのが好き。メールのやりとりだと、限界がある。
 でも、戻ってきた答えから、最大限その背後にあるアーティストの姿勢や精神や思いを読み取り、原稿に託していかなくてはならない。
 つい先ごろも、ベルリンに留学している日本のピアニストにメール・インタビューをすることになり、雑誌の担当者に質問状を提出した。
 もうすぐその答えが戻ってくるため、それをもとに原稿を仕上げる。
 本当に世界は狭くなったと感じる。取材の方法がどんどん変化していくからだ。さて、今後はどんな新しい方法が出てくるのだろうか。
 仕事の内容や方法が変るのはいいけど、そういう変化にいつもすぐに対応しなくてはならないから、大変だよねえ。パソコンで眼精疲労がすごい、などといっている暇もなく、次々に新たなことに挑戦しなくてはいけない。
 私はけっしてメカに強い方ではないけど、周りの仕事仲間を見ると、私よりもこういうことに苦手な人がいて、そういう人はもうまったく新しいことはやらなくなってしまう。こうなると、どんどん置いていかれてしまう。
 いやはや、世の中の急激な変化に着いていくのは、ホント大変だワ。

 
| 日々つづれ織り | 22:38 | - | -
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