Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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マレイ・ペライア
 私が長年にわたって愛し続けているピアニストのひとり、マレイ・ペライアが、ドイツ・グラモフォンに移籍したというニュースが飛び込んできた。
 第1弾のアルバムは、J.S.バッハ「フランス組曲」で、10月26日リリース予定である。
 ペライアは、この契約に関して、こう語っている。
「ドイツ・グラモフォンとの契約で、私が心から愛している作品の録音が実現できるのを、楽しみにしています。録音は、同じ作品にもう一度新たに取り組む機会を与えてくれます――作品について改めて考え、新たな気持ちで感じとる――それを通じて、ピアノ作品の傑作を自分の成長のあらゆる段階で探求することができるのです。バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト、ショパン、ブラームスなどの作品と新たに向き合うことは、私にとってまさに特別な体験です。永遠に枯れることのない豊かさをもつ作品は、常にインスピレーションの源泉なのです。今回ドイツ・グラモフォンと結んだすばらしい絆を通じて、世界中の音楽ファンに私の演奏をお届けできるようになるでしょう」
 そして、ドイツ・グラモフォン社長Dr.クレメンス・トラウトマンが、こう続ける。
「マレイ・ペライアと録音計画を推進できるのは、大いに喜ばしいことです。今後何10年先にも画期的な演奏として残る録音が、実現できると確信しています。音楽家としても人間としても、ペライアのすばらしい点のひとつは、彼が常に自分自身に挑戦し、最高の結果が出るまでけっしてあきらめないことです。ペライアの現在の演奏は、比類ないキャリアを開いた最初のころの新鮮さや説得力をまったく失っていません。そしてもちろん、長年にわたり幅広い経験と鍛練を積み重ねてきた現在、彼の主要作品の演奏には、アカデミックな面でもピアニスティックな面でも、長年にわたるみずからの経験と研究の成果がにじみ出ています。ペライアはドイツ・グラモフォンに所属するアーティストにとっても、音楽ファンにとっても、豊かなインスピレーションの源泉となることでしょう」
 ペライアは、指の故障でピアノが弾けない時期、バッハの作品を徹底的に研究し、楽譜を読み込み、ケガが癒えたら、バッハを演奏したいと願っていたと、以前のインタビューで語ってくれた。
 そしてケガから復帰したときには、バッハを演奏し、来日公演でも心に響く演奏を聴かせてくれた。
 ドイツ・グラモフォンの移籍第1弾は、やはりバッハが登場することになった。録音を聴くのがひたすら待ちどおしい。
 今日の写真は、契約時のにこやかなペライアと、社長のトラウトマンとのツーショット。写真 Carsten Windhorst / DG




 
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