Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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ピアノと室内楽の楽しみ
 昨日は、別府の「しいきアルゲリッチハウス」のサロンで、未来プロジェクト「ピアノと室内楽の楽しみ」の講演を行った。
 これは「クラシック音楽との出会いによる未来創造事業」の一環で、主催は別府アルゲリッチ音楽祭実行委員会が担っている。
 前日の夕方、大分空港に到着し、その夜は担当者との打ち合わせと食事会が行われた。とてもおいしいお料理をいただいたので、また次の機会に舌鼓を打ったお料理に関しては紹介したいと思う。
 私は今回、しいきアルゲリッチハウスを訪れるのをとても楽しみにしていた。大分名産の杉の木を使ったハウスのサロンは、木造りならではのとても温かな響きを備え、150席のアットホームな空間を有し、非常に美しい仕上がりだと聞いていたからである。
 初めて訪れた私は、まず外観の美しさに目を奪われた。北欧の森のなかにたたずむお洒落で粋なデザインをもったホールのような趣で、ハウスの入口の扉は樫の1本の木で作られたドアが設えてある。



 内部に一歩足を踏み入れると、等身大に近いアルゲリッチの写真がサインボードの横に立って出迎えてくれ、ホワイエには色彩の異なる椅子がずらりと並べられている。



 サロンはまさに渋い色合いで統一され、音響を考慮して木を互い違いに組み合わせた壁と、その色と統一感をもたせた椅子が並ぶ。
 すべてにこまやかな神経が息づき、隅々までこだわりの精神が行き届いている。
 そんな贅沢な空間に100名の受講生が集まってくれ、講演は始まった。いろんなDVDとCDをかけながら、ピアノと室内楽に関するさまざまな話をし、れいによってどんどん早口になり、それでも時間内にピタッとすべてを終えることができた。
 ここから質疑応答に入ったのだが、時間がオーバーしているため、忙しい人や時間のない人は帰るだろうなと思ったら、これがおおまちがい。だれも席を立とうとしない。そして次々に質問が飛び出した。
 みなさん、とても集中して講演に耳を傾けてくれ、目を輝かせたり、笑ったり、メモを取ったりと、非常に熱心に聞いてくれた。



 すべてが終了すると、広報の担当者から「面会したいという人がいます」といわれた。東京音大の卒業生で、地元で教職に就いているという男性が会いにきてくれ、さらに私のブログのファンだという女性にも会い、この人とは再会を約束した。
 今回の別府では、2日間にいろんなことがあり、たくさんの人に会い、新しい発見も多かった。
 また、徐々に紹介しま〜す。
 今日の写真は、お世話になったスタッフの方々。最後は全員が総出で、タクシーで空港に向かう私を見送ってくれた。ずっとみんなが手を振ってくれ、なんだかホロリとしてしまった。



 スタッフのみなさん、本当にお世話になりました。すべてにおいて万全の準備をしていただき、無事に講演を終えることができました。本当にありがとう、感謝しています。
 ハウスのサロンは、CDをかけたとき、本当にすばらしい音響で音楽が鳴り響いた。次回は、ここでぜひナマの演奏を聴きたい!
| 麗しき旅の記憶 | 22:20 | - | -
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