Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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金地院
 京都の南禅寺塔頭のひとつ、金地院は、いま特別拝観が行われている。
 ここは小堀遠州の作による「鶴亀の庭園」が有名だが、今回は重要文化財の「猿猴捉月図」および「老松」を観ることができた。
 これは小書院の襖絵で、長谷川等伯筆。壮快な筆致のなかに柔軟さが見られ、味わい深く、いまなお生き生きとした雰囲気を醸し出している。
 ここでは、案内の人が数人の拝観者たちをさまざまな部屋へと案内してくれ、襖絵や部屋の用途を説明してくれる。
 京都三名席のひとつとして有名な、小堀遠州作による茶室八窓席も見学でき、同じく重文である方丈の狩野探幽および狩野尚信の筆による襖絵と、仏間の御本尊地蔵菩薩(鎌倉時代の仏師快慶作)も拝むことができた。
 京都は、特別拝観があちこちで行われているが、こういう時期にこそ、行きたいところがたくさんある。
 問題はそうした時期にうまく時間がとれず、なかなか行かれないことである。
 今日の写真は、金地院内部のしっとりとした階段や小径。





 そして「鶴亀の庭園。写真上が鶴島、下が亀島で、前面の白砂は宝船を象徴すると同時に海洋を表しているという。




 
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