Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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京紫野大徳寺 興臨院
 京都の大徳寺は、22の塔頭を誇る広大なお寺である。
 そのひとつ、興臨院が春の特別公開となっており、ふだんは見られないところを見学することができた。



 興臨院は、足利時代後柏原天皇の大永年中(1520年代)能登の守護畠山左衛門佐義総によって建立され、畠山家の菩提寺となった。
 のちに前田利光公によって引き継がれ、前田家の菩提寺となったという。
 今回は、表門(重文)から入り、本堂(重文)、唐門(重文)、茶室、庭園(方丈前庭)などすべてを、案内の人の話をじっくり聞きながらゆっくり見て回ることができた。
 なかでも茶室が印象的で、素朴で謙虚で、わび、さびの趣がただよう空間は、日常を忘れさせるようなひとときを味わうことができた。



 もうひとつ貴重なものに出合えた。本堂の渡り廊下の外の庭に植えられている貝多羅樹(ばいだらじゅ)という木で、紙が貴重だった時代、この葉を採って手紙のように経文を記すと、葉の液がにじみ出て、何年間も文字が消えなかったのだという。



 この後、大仙院にも回ったが、こちらは見学客が多くとてもにぎやかで、大層混みあっていた。
 ここでは、水墨画や庭園を見ることができ、「三福茶」と名付けられたお抹茶とお菓子をいただくことができた。
 やはり、ほんのひとときでも京都の空気を吸うと心身が癒され、蘇り、また来週から一生懸命仕事をしようという気持ちが湧いてくる。
 写真は、興臨院の庭園。入口の案内板に「さつき満開」と記されていた通り、見事なまでに手入れされたさつきが美しい色彩を放っていた。




 
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