Yoshiko Ikuma - クラシックはおいしい -Blog

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HPの感想
 HPのリニューアルが完成し、仕事関係の人たちに一斉に送った。
 その後、いろんな人から感想が送られてくる。
 具体的な意見や、もっとこうした方がいい、ここはわかりにくい、この部分の統一が取れていないなど、さまざまな感想が寄せられ、最初は一喜一憂してしまった。
 しかし、ひとつずつの意見に合わせて変えていくわけにもいかず、意見はしっかり拝聴し、今後に生かしていこうと思っている。
 思えばこの1年半というもの、自分にいま何ができるのか、何をすべきか、どこまでだったらできるのかなど、いろんなことを考えてきた。
 幸い、同じ考えと方向性をもつ仲間も見つかり、彼女たちの力を借りて一歩一歩進んできた。
 ようやくリニューアルが完成したものの、デザイナーとプログラマーからは「外側はできたから、これに魂を入れていくのは伊熊さんの役目」といわれ、その通りだと肝に銘じている。
 昨夜は、大切な仕事仲間のOさんが西荻にきてくれ、ふたりで食事をしながらHPのこれからの在り方についてじっくり話し合った。
 いろんな面でやらなくてはならないことが重なっていて、頭が整理できないときに、こういう親しい友人の客観的で的確な助言は本当に助けになる。
 いまはまだ試行錯誤の段階で、記事を更新するたびに、より読みやすくしなければ、もっと効率のいい発信方法があるはずだ、このアーティストをもっと知ってもらうためには何が必要か、とにかく楽しんで読んでもらいたいなど、あらゆることが頭のなかを駆け巡る。
 私は「駄馬の先走り」的な性格ゆえ、焦らずゆっくり進むことが苦手。考えるより行動が先に立ってしまいがち。
 その性格をできる限り抑制し、思慮深くあらねばならない。これが一番難しいことなんだけどね(笑)。
 何はともあれ、少しずつ創意工夫を施し、ひとりでも多くの人が読んでくれるような記事を書きたいと思っている。
 
 
 
| 日々つづれ織り | 22:55 | - | -
シャルル・リシャール=アムラン
 昨日のショパンのピアノ・ソナタ第3番の心に響く演奏を胸に、今日はシャルル・リシャール=アムランのインタビューに出かけた。
 リシャール=アムランは1989年カナダ生まれ。これまでいくつか国際コンクールで賞を獲得しているが、2015年のショパン国際ピアノ・コンクールで第2位に輝き、同時にソナタ賞(ツィメルマン賞)も受賞した。
 今日はこのソナタに関する話題から始め、ショパン・コンクールのこと、ショバンの作品との出合い、作品論から今後の抱負まで多岐に渡って聞くことができた。
 このインタビューは、春ころ発刊の「ぶらあぼ」に書く予定である。
 リシャール=アムランは欲のない人で、「シンプルな人生」が好みだそうだ。第1位ではなく、第2位とソナタ賞を得たことで「夢がかなった」といっていた。
 今後は世界中でおびただしい数のコンサートが入っているそうだが、「自分は世界を精力的に飛び回るスターのような生活は合わない。じっくり作品と向き合って、ゆっくり歩みを進めたい」そうだ。
 ショパン・コンクールを受けたことにより、各々の作品を深い部分まで掘り下げることができ、作曲家の真意に近づくことができたことが一番のプラスだという。
 彼はいまどきのスリムなタイプではなく、下半身がどっしりとした体格。コンクール時にワルシャワでは「テディベア」という愛称で親しまれたが、それをおだやかな笑みを見せながら「みんなに愛されているということだから、うれしい」といっていた。
 でも、私はステージへの登場の仕方が、往年のラザール・ベルマンをほうふつさせるように思える。
 それを伝えると、「ええっ」と一瞬驚いたようだが、「ウワーっ、大好きなピアニストだから、そういわれるとすごくうれしいなあ」とビッグスマイルを見せた。
 リシャール=アムランの演奏は、いわゆるガツガツしていない、余裕のあるピアニズム。大人の音楽がそこには存在する。
 懐が大きく、奥が深く、弱音の美しさが際立つ。ショパン特有のルバートもごく自然だ。
 5月23日には、東京オペラシティコンサートホールでオール・ショパン・プロによる日本リサイタル・デビューが開催される。
 もちろん、プログラムのフィナーレを飾るのは、ピアノ・ソナタ第3番。楽章ごとに表情や色彩や空気を変え、聴き手の耳を最後まで引き付けてやまない演奏に、ぜひ多くの人が触れてほしいと願う。
 今日の写真はインタビュー中の1枚。この人、大器晩成型のような気がする。


 
| 情報・特急便 | 17:29 | - | -
第17回ショパン国際ピアノ・コンクール ガラ・コンサート
 今日は、昨年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールの優勝者&入賞者6人によるガラ・コンサートが東京芸術劇場で行われた。
 第1位のチョ・ソンジンはこれまで何度か演奏を聴いたことがあるが、第2位のシャルル・リシャール=アムランは初めて演奏を聴いた。
 彼はソナタ賞を受賞したわけだが、今日はそのピアノ・ソナタ第3番を演奏。これが私の心に深く響く演奏だった。
 今日は22時過ぎまで演奏があったため、家に戻って遅めの夕食をとった。
 明日はリシャール=アムランのインタビューがある。
 明日、ゆっくり彼について書くつもりです。
| クラシックを愛す | 23:54 | - | -
ピエール・アモイヤル
 インタビューでは時折、「もっと話をしたい」という表情が顔に出る人がいる。
 昨日会って話を聞いた、ヴァイオリニストのピエール・アモイヤルもそのひとりである。
 彼は幼いころからピアノを習っていたが、ヤッシャ・ハイフェッツの演奏を聴いてヴァイオリンに目覚め、以来ヴァイオリンに楽器を変え、アメリカに渡って17歳から23歳までハイフェッツのもとで学ぶ。
 そのころ、チェロのグレゴール・ピアティゴルスキーにも出会い、両巨匠の性格の違いをまざまざと見せつけられたという。
 インタビューは、時間に限りがある。
 今回は「intoxicate」(次号)のインタビューで、新譜について聞かなくてはならない。アモイヤルは名教師としても知られ、ローザンヌ音楽院の教え子たちから成るカメラータ・ド・ローザンヌを創設。これは国際色豊かな精鋭13人の弦楽器奏者による室内合奏団である。
 彼らは2002年から活動を開始したが、このたびデビューアルバムを作り上げた。モーツァルトの協奏交響曲K364&コンチェルトーネK190と、チャイコフスキーの弦楽セレナード&フィレンツェの想い出の2枚同時発売である(ワーナー)。
 このライナーノーツも依頼を受けているため、とにかく新譜についてさまざまな角度から聞かなくてはならなかったのだが、アモイヤルは私がハイフェッツの話に興味をもったためか、その時代の知られざる逸話などを雄弁に語り出した。
 まるでハイフェッツがすぐそばにいる存在のように思える語り口で、非常に興味深いのだが、この話題でどんどん時間が過ぎてしまう。
 私は内心焦り、彼の話がひと段落するとすぐに次の質問に切り替えたのだが、話の途中からまたハイフェッツの話に戻ってしまった。
 アモイヤルはピアノのアレクシス・ワイセンベルクとも親しく、ふたりはローザンヌ夏期音楽アカデミーの芸術監督を務めた。
 ワイセンベルクの話もまた、ダーッと広がってしまった。
 いやはや、どうしよう。新譜の話、新譜の話だよ〜。
 そうこうするうちに時間になってしまい、最後はなんとか帳尻を合わせたものの、まだ話し足りないという表情のアモイヤルにお礼をいい、ブログ用の写真を写し、インタビュー室を辞した。
 部屋を出た直後、ワーナーの担当者のOさんと、「このハイフェッツの話、クラシック・ファンだったらみんな読みたいよねえ。もう一度、時間をとってもらって思いッきり話してもらった方がいいんじゃない。なんか、ドラマを感じるし…」という話になった。
 ピエール・アモイヤルとカメラータ・ド・ローザンヌは、7月に初来日公演が予定されている。その前に、録音は3月23日にリリースされる。
 いやあ、原稿だ原稿。どうやってこの短い新譜の話をライナーにまとめるんじゃ〜、困ったわい。
 今日の写真は、愛器ストラディヴァリウス「コハンスキ」(1717年製)を携えたアモイヤル。「話し足りない」というのが顔に出ているでしょ(笑)。

| 情報・特急便 | 21:36 | - | -
HPのリニューアル完成
 ついにHPのリニューアルが完成を見た。
 明日の午後には、これまでのHPが新しいものに変わる。
 思えば、1年半にわたっていろいろと試行錯誤を繰り返し、さまざまな仕事仲間からアドヴァイスをもらい、それをWEBのデザイン事務所の人たちと話し合い、骨子を定めて歩みを進めてきた。
 もちろん最初からすぐに完璧なものはできないが、これから徐々に内容を充実させていきたいと思う。
 ブログだけでなく、ぜひHPのいろんなコンテンツを見てくださいね。

http://yoshikoikuma.jp/



 
| 情報・特急便 | 21:22 | - | -
仕事仲間との新年会
 私が西荻に引っ越してから、仕事仲間や友人が、食事会や飲み会に西荻にきてくれることが多い。
 今日も仕事仲間のIさんとHさんとの新年会があり、3人が西荻に集合。
 気楽に韓国家庭料理を楽しめるお店に行き、焼肉やキムチ、チャプチェ、石焼きビビンバ丼、チヂミなどを目いっぱい頼み、ガンガン食べまくった。
 実は、この会は昨年の暮れに忘年会として行う予定だったが、私がどうしても都合がつかず、延ばしてもらったものである。
 みんなそれぞれ近況を報告し合い、仕事関係の話が次々に出て、留まるところを知らない。
 その間、飲んだり食べたり休む間もむない。
 ようやく閉店間際にお開きとなり、「また、近いうちにやろうね」ということで別れた。
 帰りは、多分ものすごく冷えていたと思うが、韓国料理をたくさん食べたからか、からだが温かくなっていて、ちっとも寒さを感じなかった。
 ワーワー、いいたいことをいって盛り上がったせいか、心もすっきり。
 やっぱり、仕事のストレスは、おしゃべりして食べて飲んで発散する。これに限りますね(笑)。
 
| 親しき友との語らい | 23:42 | - | -
庄内砂丘あさつき
 まだまだ寒い日が続くが、この時期になると、待ち遠しかった野菜がお目見えする。
 冬から春にかけて、球根から伸びてきた新芽の部分を収穫するという、山形県の庄内砂丘あさつきである。
 これはふだん八百屋さんで見かけるあさつきよりも短く、春の味覚として香りが豊かだ。
 このあさつきはビタミンB1、カロチン、リンなどが多く含まれ、しゃきしゃきとした歯ごたえと独特の苦み、そして新芽の香りが特徴である。
 これを見つけると、小エビやきのことともに和風パスタにしたり、酢味噌和え、れんこんや椎茸とともに炒め煮などにすることが多いが、もっともシンプルでおいしく、簡単なのが卵とじである。
 まず、鍋に1カップのだしを張り、砂糖大さじ3分の2、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ1を加えて煮汁を作る。
 あさつき1袋は、茎と葉の部分に分け、茎の方から煮汁に入れ、しばらくして葉の方を入れる。
 すぐに卵3個を解きほぐしたものでとじ、半熟程度で火を止めたら出来上がり。
 こういうおかずが一品あると、胃が休まり、温かくなり、ほっとした感じになる。
 山形県庄内産のあさつきを見つけたら、ぜひ試してみてくださいな。そうそう、これ、てんぷらもイケるんですよ。
 今日の写真は、調理前のあさつきと、出来上がったばかりの「あさつきの卵とじ」。




 

 

 
| 美味なるダイアリー | 21:21 | - | -
反田恭平
 今日は、雪が降りそうな寒いなか、反田恭平のデビューリサイタルを聴きにサントリーホールに出かけた。
 デビュー演奏会がサントリーホールというのもスゴイことだ。
 彼の演奏は、昨年リリースされたデビューCD「Liszt」(コロムビア)で聴いているため、ナマの演奏を非常に楽しみにしていた。
 以前、一度トリオを聴いているが、リサイタルは初めてである。
 今日はホロヴィッツが愛したニューヨーク・スタインウェイをパートナーに、自由闊達で堂々とした演奏を披露し、会場は最初から熱気に包まれた。
 プログラムは、前半がバッハ/ブゾーニ「シャコンヌ」、モーツァルト「ピアノ・ソナタ第3番」、バラキレフ「東洋風幻想曲 イスラメイ」。
 超絶技巧をものともしないクリアな演奏で、弾き慣れている作品が多いからか、まったく迷いがない。
 後半は得意とするオール・リスト。「超絶技巧練習曲より第8番 狩り」「スペイン狂詩曲」「コンソレーション 慰め 第3番」「メフィスト・ワルツ 第1番 村の居酒屋での踊り」という構成だ。
 反田恭平の演奏は、聴き手の心を瞬時にとらえるのだろうか。すでに多くのファンがいて、新人とは思えぬほど多くの聴衆に支えられている。
 これまで数多くの新人ピアニストの演奏に触れてきたが、彼の場合は何か別の魅力を持ち合わせているようだ。
 それはいったい何なのか。純粋に演奏の魅力なのか。人間性なのか。これまでのバックボーンなのか。
 演奏を聴いて、いろいろ考えさせられた。
 その思いは、アンコールに演奏されたシューマン/リストの「献呈」で一気に疑問が氷解した。
 反田恭平のピアノは、聴き手の心に語りかけてくるのである。ひとつひとつの音を通し、自身の思いのたけを伝える。そこに人々は魅了されるに違いない。
 いま21歳。モスクワ音楽院で、名教師といわれるミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事している。 
 ヴォスクレセンスキーには以前インタビューをしたことがあるが、非常に実直で、曲がったことの嫌いな、まっすぐな人だった。
 こういう先生から教えを受けることができる生徒は幸せである。
 反田恭平は、まだスタート台に立ったばかり。これからいかようにも変化し得る可能性を秘めている。
 ぜひ、次回はまた異なるレパートリーを聴いてみたい。
 写真は、今日のプログラム。写真満載の三つ折りのおしゃれなプログラムで、ファンが大喜びしそうなデザインだ。
 こういうプログラムは斬新でいいと思う。楽器もステージ衣裳もこだわりだったが、このプログラムも個性的。人気の秘密の一端を垣間見た思いだワ(笑)。


 
| クラシックを愛す | 23:44 | - | -
ジャニーヌ・ヤンセン
 ようやく、週末の原稿がすべて終わった。
 いまは、ジャニーヌ・ヤンセンの来日プログラムの原稿を入稿したばかり。
 これは2月22日に東京文化会館で行われるヴァイオリン・リサイタルで、ピアノは彼女の盟友であるイタマール・ゴラン。
 ブラームスのソナタ第2番、バルトークのソナタ第2番、ルトスワフスキのスビト、ベートーヴェンのソナタ第10番というプログラムである。
 彼女は、今月リリースした新譜でブラームスのヴァイオリン協奏曲とバルトークのヴァイオリン協奏曲第1番を収録(ユニバーサル)。ブラームスとバルトークにはハンガリーという共通項があると指摘している。
 ヤンセンの演奏はこれまで何度も聴き、デビュー当時の録音のライナーノーツも書いているが、もっとも印象に残っているのは2007年にノルウェーのベルゲン国際フェスティヴァルの会場のひとつ、ローゲン劇場で聴いた室内楽。
 ヤンセンは昔から室内楽をこよなく愛し、2003年には自身のフェスティヴァル、ユトレヒト室内楽国際音楽祭を創設している。
 いまやこの音楽祭は多くの人々が待ちに待っている、人気の高い音楽祭となっている。
 彼女の演奏は、凛とした知的でクールな面と、力強く躍動感あふれる面、さらに抒情的で豊かにうたう面という多様さを備えている。
 新譜のブラームスとバルトークも聴きごたえ十分。パッパーノのカンタービレを大切にする指揮に支えられ、いずれのコンチェルトも豊かな歌心にあふれている。
 来日公演のブラームスとバルトークのソナタが待ち遠しい!
 今日の写真は、その新譜のジャケット。ジャニーヌって、「彫刻のような美しい容姿」と形容したヨーロッパの新聞があったが、まさにその通りだ。同性の私でも、惚れ惚れしてしまうワ(笑)。




 
| 情報・特急便 | 23:20 | - | -
仲道郁代
 仲道郁代は、デビュー前のコンクールを受けていたころから取材を続けているピアニストである。
「本当に長いおつきあいですよね」
 今日は、彼女の自宅で新譜に関するインタビューがあり、開口一番こういわれた。
「そう、これまでいろんなお話を聞いてきたので、今日は重複しないようにしますね」
 私もこういって、いざインタビュー開始。
 新譜は、「ショパン:ワルツ集」(ソニー)で、19世紀のプレイエル(1842年製)と21世紀のスタインウェイ(2013年製)という2つの楽器でワルツ17曲を収録したもの。
 きっかけは2007年に彼女がプレイエルのピアノに触れたことに端を発する。
 ショパンが実際に弾いていた時代の楽器の音を体感し、さまざまな面でショパンの作品に近づいていくようになり、研究を重ねていく。
 そしていま、満を持してワルツを録音することになった。
 今日は、楽器のこと、ワルツに関すること、ショパンに対する思いなど雄弁に語ってくれ、この録音への熱い思いがその口調から伝わってきた。
 今日のインタビューは、次号の「CDジャーナル」に書くことになっている。
 仲道郁代に会うのは、「家庭画報」2015年新年号のベートーヴェン特集でインタビューしたとき以来である。
「あのときのボンは楽しかったですねえ。でも、もうすごく前のような気がする」
 こういわれ、私も月日の経つ速さを実感した。
 思えば、仲道郁代がジュネーヴやエリザベート国際コンクールを受けていたころから演奏を聴き続けている。
 いま、このショパンを聴き、鍛え抜かれ、成熟した演奏に感慨を新たにする。
 今日の写真は、インタビュー後のワンショット。美しいグリーンの洋服が、ひと足早く春の訪れを伝えるかのようだった。


 
 
 
 
| 親しき友との語らい | 21:41 | - | -
ジャパン・アーツ新年会
 今日は恒例のジャパン・アーツ新年会がANAインターコンチネンタルホテルで行われた。  
 こうした会では、ふだんあまりゆっくり話すことができない仕事仲間と出会い、いろんな話をすることができる。
 もちろん、所属アーティストとも会って近況を聞くこともできる。
 ジャパン・アーツは今年創立40周年を迎えるという。それを記念し、さまざまなコンサート、オペラなどが予定されている。
 今日は会場で久しぶりに洋菓子研究家の今田美奈子先生にお会いし、しばし歓談することができた。
 以前も書いたが、私は姉と一緒に、今田先生が青山のヨックモックで開催していた洋菓子講座に1年間通ったことがある。
 この講座はすぐになくなってしまったため、先生も非常になつかしいという。
 しばし、その話に花が咲き、今年の活動をお聞きしたら、いろんなニュースを送ってくれることになった。
 飛び入りで参加していたクリスティアン・ツィメルマンとチョ・ソンジンにも会うことができた。
 仕事仲間とは、ぜひWEBの仕事で組もうという話もでき、有意義なひとときとなった。
 今日の写真は、ツィメルマンとチョ・ソンジン、いつも元気なヴァイオリニストの大谷康子、チェンバロ、オルガン、ピアノ、指揮と幅広い活動をしている鈴木優人、今田美奈子先生。








 

 
| 親しき友との語らい | 22:59 | - | -
HPのリニューアル完成間近
 今日は雪模様のなか、HPのリニューアルの最終打ち合わせにデザイン事務所に出向いた。
 インタビューのコンテンツは毎回デザイナーに更新を行ってもらうことになったが、あとのコンテンツはすべて自分で更新をしていかなくてはならないため、その方法を覚えるのが困難を極めている。
 デザイン事務所の担当のSさんが、とてもていねいにわかりやすいマニュアルを作ってくれたため、それをひとつずつ自分で作動しながら覚えていく。
 なにしろIT用語は、私にとっては宇宙語ゆえ、さらさらと仕事が運ばない。
 それでも、なんとかひとつずつクリアし、大体のところはできるようになった。
 今日は、そのなかでどうしてもわからないところを質問したり、私がまちがって行っているところを指摘してもらったりしながら、作業を進めた。
 ここまで来たら、もうあとはやるっきゃない。
 来週をめどに、全面リニューアルが完成しそうだ。
 出来上がったら、すぐに仕事関係の人たちに一斉に送り、意見を聞こうと思っている。
 それからは各コンテンツの記事をどれだけ書くことができるか、更新の頻度をどれくらい上げていくことができるか、これが勝負となる。
 さて、リニューアルを待っていてくれたみなさん、いよいよです。
 来週には新しいHPがお目見え。最初は少しずつしか更新できないかもしれないけど、慣れてきたら徐々に増やしていくつもり。
 長い目で見てくださいね〜。
 
| 日々つづれ織り | 23:23 | - | -
服部百音
 新春早々に聴くヴィヴァルディの「四季」は、心がうきうきと高揚する。
 今日は、東京ヴィヴァルディ合奏団の「2016年ニューイヤーコンサート」を聴きに紀尾井ホールに出かけた。
 このコンサートは、後半にヴィヴァルディの「四季」が組まれ、そのソリストを務めるのが服部百音である。
 昨年、彼女にインタビューした折にいろいろこの作品について聞いたが、そのときにはまだ猛練習中だと語っていた。
 あれから3カ月、服部百音は完璧に暗譜し、怒涛の嵐のような「四季」を披露した。
 本人が、もっとも好きなのは「夏」だと語っていたように、今日の「夏」はまさにイタリアの焼けつくような太陽、急に降って来るにわか雨、はげしい雷雨などがリアルに表現され、合奏団のメンバーをぐんぐんリードするような意志の強さを見せた。
 彼女の演奏はフィナーレに向かうにつれ、いつもながらのテンポアップの状態になり、私はどこまで加速するのかと、手に汗握る思いだった。
「やっぱり走っていました?」
 終演後、楽屋に顔を出すと、服部百音は開口一番こう聞いた。
「走っているなんてもんじゃなかったわよ、すごいスピード。聴いているこっちが汗びっしょりになっちゃった」
 こういうと、彼女はケラケラと笑っていた。
 いま16歳。
 この年齢で室内合奏団をリードしながら「四季」を演奏するのは、大変なことである。
 しかし、彼女は初の試みに果敢に挑戦し、はげしく熱く前向きな「四季」を生み出した。
 こういう演奏を聴くと、活力をもらえる。
 もう1月も半ばを過ぎ、毎日締め切りに追われる生活をしていると、あっというまに月日が経ってしまうため焦るばかりだが、今日は若きヴァイオリニストの元気な演奏からエネルギーをもらった感じだ。
 今日の写真は、終演後のほっとした表情の百音ちゃん。いつもお祖母ちゃんが作ってくれるというドレスは、明るい白地にゴールドがアクセント。ステージでは、ライトを浴びてきらきらとドレスが光っていた。


 
 
 
 
| クラシックを愛す | 22:03 | - | -
鎌倉詣で
 昨日は、久しぶりに「きょうだい会」があり、今回は幹事が上の姉だったため、彼女の住んでいる鎌倉で行われた。
 予約が非常に取りにくいといわれる北鎌倉の精進料理「鉢の木」の本館の方が取れたため、その個室で美味を味わい、おしゃべり三昧。
 精進料理とはいえ、とても創意工夫に富んだお料理が次々に出てきたため、最後のかやくごはんのときには、すでにおなかは満杯状態だった。
 からりと揚げられ、だし汁を張ったゆばがあったり、ねっとりとしたごま豆腐があったり、数種のなま麩やお芋のお料理があったり、白みそを使ったたれがあったりと、多種多彩。
 その「友」として供されたのが、地ビールである鎌倉ビール。これがとても自然でおいしかったため、このあと鎌倉に移り、老舗の酒屋さん(明治33年創業の三河屋本店)で鎌倉ビールを購入した。
 小町通りをみんなでワーワーおしゃべりをしながら散策し、珈琲店に入り、お土産を買い、さらに横浜に場所を移して夜ご飯も一緒に食べ、「きょうだい会」は大盛り上がり。
 ウチは、上の3人の血液型がAB型で年齢もそう離れていないため、昔から喧嘩が絶えなかった。
 私ひとり年がかなり離れ、A型ゆえ、昔からまともに相手にされていない。みんなが私を味方につけようと、とてもかわいがってくれたのだが、それは昔の話。いまは、一番若いため、決断を下す役目を担っている。
 実は、次の幹事が下の姉なのだが、彼女は近場で行おうとしていた。
 それに対し、上の姉と私が真っ向から反対。「せっかく4人が集まるんだから、日常を離れ、おいしい物を食べられるところがいいんじゃない。ふだんなかなか行かれないところがいい」ということになり、あれこれ意見を出し合って、ようやく箱根に決まった。
 この話し合いのうるさいこと。この会はずっとしゃべりっぱなしゆえ、あまり静かなお店や隣の席が近いところは無理である。
「うるさいおじさんとおばさんたちがいる」と、にらまれてしまうからだ(笑)。
 というわけで、今回は喧嘩もまったくせず、和気あいあいと、別れが名残惜しいほどの親密的な雰囲気となった。
 めでたし、めでたしである。
 今日の写真は、精進料理の一部と、鎌倉ビール。そのビールを売っている古式豊かなお店。鎌倉は、もっと時間がほしいと思うくらい、見どころ満載だ。








 
| 美味なるダイアリー | 00:02 | - | -
ジョン・エリオット・ガーディナー
「また次は、こんな話をしたい。ぜひ近いうちに」
 こういわれて最初のインタビューを終えることがあるが、その後なかなかそのアーティストに話を聞く機会に恵まれず、続きのインタビューがかなわないことがある。
 イギリスの指揮者、ジョン・エリオット・ガーディナーもそのひとりだ。
 私は彼の細部までピリピリと神経が行き届いた演奏が好きで、聴きながらこちらも緊張感でいっぱいになるのがたまらない。
 癒されるとか、心がおだやかになるという演奏ではけっしてない。
 完璧主義者であり、神経質な面もあり、とても怖い存在だと思っていたのだが、インタビューでは真摯な答えを戻してくれ、そのインタビューはいまなお心に強く焼き付いている。
 インタビュー・アーカイヴ66回目は、そのマエストロ・ガーディナーの登場だ。

[FM fan 1992年11月9日〜22日号 No.24]

いまではベルリオーズやフォーレも演奏しています

 アーリー・ミュージックの旗頭として知られるガーディナーが、手兵イギリス・バロック管弦楽団を母体とした19世紀用の時代楽器オーケストラ“レボリュショネール・エ・ロマンティック"を結成し、ベートーヴェンの全交響曲を演奏するために来日した。
 ガーディナーの集中力のすごさはディスクからも十分にうかがい知ることができるが、彼はコンサートのとき、楽章の合間に退席する人の小さな靴音が止むまでじっとその人を目で追っていたり、インタビュー中に飲み物を届けにきた人の声が止むまで話を中断したりと、かなり神経を張りつめた様子を見せていた。
 しかし、日本のアップルジュースが気に入り、リハーサルやコンサートの終了後にはミネラルウォーターなど見向きもせず、ひたすらアップルジュースのコップを探すというユーモラスな一面ものぞかせていた。

イタリアには小さいころから憧れていた


――ガーディナーさんがモンテヴェルディ合唱団を作られたのは21歳のときですが、この合唱団にモンテヴェルディの名を冠した特別な理由というのは、レパートリーを中心にすること以外に何かあるのでしょうか。
ガーディナー 私はイギリス生まれで、いうなれば北ヨーロッパの人間です。ヨーロッパでは北に住む人ほど南に惹かれるものなんです。特に私はイタリアには小さいころからずっと憧れていて、15歳で指揮を始めたときからイタリア音楽を指揮することに非常な喜びを感じてきました。
――それはゲーテがイタリアに心動かされる心情と同種類のものですか。
ガーディナー すごく近いでしょうね。芸術家の多くがイタリアに魅せられてきましたから。画家のデューラーもそうでしょう。シュッツもヴェネツィアに勉強に行きましたし…。
 私がモンテヴェルディに惹かれる一番の理由は、彼の音楽が非常にイタリア的であることのほかに、人間界のことに深い造詣があると感じるからです。モンテヴェルディの音楽はそれをことばとして伝えることができるものです。それをぜひ自分の合唱団で実践したかった。もちろん、オーケストラも含めてという意味ですが…。
 私がオリジナル楽器の指揮を始めたころは、まだそれらの楽器を十分に演奏できる人がいませんでした。でも、ここ10年くらいで演奏者のテクニックがぐんとアップし、時代もそういう方向に向いてきて、一種のブームが起きた形になったのです。
 いつの時代にも新しいことに挑戦するのは難しいもので、バッハの時代でもバッハは合唱団のレヴェルを上げることや、オーケストラに自分の作品を理解してもらうことにとても苦労したと思うんです。
 私の場合にも、同じことがいえます。合唱団とオーケストラの一体化と完璧性を常に追い求めていますから。
――「ミサ・ソレムニス」が大変な評判になりましたが、まさにその結晶ともいうべき録音だったわけですね。
ガーディナー あの作品は、私がもっとも愛してやまないものなのです。バッハの作品にとても精神性の高いものを感じますが、ベートーヴェンの作品にもバッハとはまた違った精神性の深さを感じ、精神の高揚を覚えます。
 ベートーヴェンは「ミサ・ソレムニス」という作品を通して、神の偉大な存在にくらべ、人間というのはなんと小さなものなのだろうということをいいたかったのだと思います。
 この点がバッハの作品と根本的に異なっているところです。

いつもスコアを抱えて走っている感じ


――最近はレパートリーがかなり広がってきましたよね。近代楽器のオーケストラの指揮もなさっていますし。
ガーディナー 最初はもちろん大好きなモンテヴェルディからスタートし、それからバロックと前古典派のオペラやオラトリオの復活上演などを試みました。
 それから徐々にハイドンやモーツァルトまでレパートリーを拡大していき、いまでは19世紀の作品もかなり演奏しています。
 最近はベルリオーズやフォーレも加わってきましたしね。やりたいことがたくさんありすぎて、時間がとてもたりません。いつもスコアを抱えて走っている感じです。

 多忙を極め、常に神経を緊張させているガーディナーの心のやすらぎは、家族とのだんらんから生まれる。イギリスの南西に父親と叔父さんが残してくれた大きな農場と森があり、そこで家族と過ごす時間が一番のリフレッシュ・タイムだそうだ。
 9、6、3歳の3人の子どもたちは、みな歌が好きで、次にガーディナーがヨーロッパで指揮をする「フィガロの結婚」に出演することが決まったとか。リハーサル前のごく短時間のインタビューだったため、ひとつの話題に集中してじっくり質問できなかったことを悔やんでいたら、マエストロは「次はぜひ、ヘンデル談義でもしましょう」ともうれしい提案をしてくれた。

 今日の写真は、その雑誌の一部。あれからだいぶ年月が経過してしまったが、次にガーディナーに会えるのはいつになるだろうか。ヘンデルは私がこよなく愛す作曲家。ヘンデル談義、待ち遠しいなあ。


 
| インタビュー・アーカイヴ | 21:38 | - | -
クリスチャン・ツィメルマン
 クリスチャン・ツィメルマンの今回の日本公演は、2015年11月19日から開始し、2016年1月18日まで続く。
 昨年の12月11日の東京文化会館大ホールでのリサイタルは、体調不良でキャンセルとなったが、実はこのプログラムの原稿を書いたため、主催者の都民劇場の担当者から「幻のプログラムとなってしまいました」といわれた。
 このときは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番とシューベルトのピアノ・ソナタ第21番という組み合わせ。
 そして今夜は、サントリーホールでリサイタルが行われ、まずシューベルトの「7つの軽快な変奏曲」からスタートした。
 ツィメルマンはかろやかにおだやかに、シューベルト13歳の作(真偽のほどは明らかではない)といわれる愛らしい曲想を慈しむように弾き進めた。
 次いで、シューベルトのピアノ・ソナタ第20番が登場。
 ツィメルマンは全編にただよう抒情性と自由闊達な即興性、印象的な和声をていねいに、じっくりと弾き込んでいく。
 後半のシューベルトのピアノ・ソナタ第21番も同様だが、ツィメルマンのモットーである演奏に対する完璧性は、シューベルト最晩年の孤高の世界、幻想的で構築性に富み、繊細さと芯の強さが共存する作品すべてに息づく。
 ひとつひとつの音があるべき形で存在し、1音たりとも気を抜かず、細部まで神経が行き届き、完全主義者ならではの美学を描き出していく。
 とりわけ印象的なのが、弱音の浸透力の強さ。単なる弱い音ではなく、サントリーホールの隅々まで、ピーンと張りつめた空気に乗って弱音が飛翔していく。
 シューベルトの後期のソナタは、ピアニストにとって非常に高い頂に位置する作品である。
 ツィメルマンは、ひとつの作品をステージに乗せるまで、最低10年はかけるとインタビューで語っていた。
 磨きに磨き、練りに練ったシューベルト。その研鑽と鍛錬と研究の成果が、今夜のステージで披露された。
 新年最初に聴いた演奏会だったが、会場ではいろんな人にも会うことができ、有意義なひとときとなった。
 金子三勇士にも久しぶりに会い、近況を聞くことができた。
 いよいよ2016年のシーズンの始まりである。
 
 
| クラシックを愛す | 23:55 | - | -
新春気分もどこへやら
 新年が明けたと思ったら、もう1月も半ばに近くなってきた。
 新春気分に浸っているどころではなく、連載、レギュラーの原稿に加え、新たな原稿もあり、すっかり日常モードだ。
 しかも、単行本の原稿の見直しが届いたり、HPのリニューアルが最終段階に入ったりと、背中をガンガン押されている感じ。
 これに加え、忘年会を全部パスしていたので、ここにきて新年会のお誘いが次々に入ってくる。
 私が仕事の関係で延期してほしいと頼んでいたわけだから、新年会は延ばし延ばしにすることはできない。
 まあ、おしゃべり会&飲み会だから、心休まる時間なんだけどね。
 問題は、どこで時間を空けるか、これなんだよねえ。
 私の周りは結構仕切ってくれる人が多く、どんどんスケジュールを決めてくれるため、私は空いている日を知らせればいい。ホント、楽ですね(笑)。
 楽しい時間を捻出するためには、集中して原稿を仕上げてしまわなければならないわけで、まだ1月が始まったばかりだというのに、すでにシーズン真っただ中の状態だ。
 まあ、京都で少し遊んできたから、ストレスは発散済み。本腰を入れて仕事をするとしますか。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 22:25 | - | -
京都逍遥
 最近、いつ行っても、どこに行っても、京都は大混雑だ。
 この連休も、内外から多くの人たちが京都を訪れ、駅から神社、レストラン、カフェまで満杯だった。
 今回は河原町から東山方面を中心に散策し、比較的すいているところを選んで綱渡り状態で回った。
 旅に出るのを急に決めたため、事前にお食事処の予約をしなかったのがまちがい。おいしいところはみんな入れず、予約がないと1時間半待ちといわれ、断念せざるをえなかった。
 それでも、何十年も前に両親に連れられて初めて訪れたときに、壮大なクスノキに魅了された青蓮院を訪ねた。
 ここは何度もきているが、そのつど入口のクスノキにみとれてしまう。
 この数百年の樹齢を誇る大木を目にすると、自分のなかに流れた年月などほんのちっぽけなものに思え、畏敬の念を抱く。
 青蓮院はお庭も大好きだ。
 この素朴で飾り気がない庭園は、実におだやかで心が洗われる。
 清涼な空気と静寂さに包まれ、年末年始の心身の疲れが、一気に吹き飛んでいく感じがした。
 お庭に面した縁側にすわっていると、鳥の鳴き声と池の水が流れる音しかしない。
 ああ、なんて静謐なひとときなのだろう。
 その後、この近くで、町屋を改造したおばんざいを売り物にしているお店を見つけ、ゆっくりと京都の素朴な美味を味わった。
 もちろん、夜はおいしいしゃぶしゃぶもいただき、こちらはちょっと高級なお店だったが、私はおばんざいに目がないため、こういう庶民的な味が印象に残る。
 ほんのひとときだったが、骨休めにはちょうどよかった。また明日から日常に戻り、仕事が待っている。
 今日の写真は、青蓮院のクスノキとお庭。
 それから、おばんざいとぜんざいとわらびもち。このお店のおかみさんがとてもおもしろい人で、すっかり仲良しになった。
「また、京都にきたら絶対寄ってね」と、手をしっかり握られてしまった(笑)。















| 麗しき旅の記憶 | 22:26 | - | -
遅めの冬休み
 年末年始の休みを返上して単行本の原稿を書いていたため、いまになって心身がいうことをきかなくなってきた。
 こういうときは、パッと休みをとって、頭を切り替えなくてはならない。
 というわけで、週末には大好きな京都に骨休めにいくことにした。
 ところが、世の中は3連休。
 そうか、こういうところにまた休日があったのね、ちっとも気がつかなかった(笑)。
 この休日に気づいたのは、ホテルがどこもいっぱいで、新幹線も取りにくいことが判明したためである。
 ようやくあちこち探して、なんとかホテルと新幹線のチケットをゲットしたわけだが、こういう時期にそんなに多くの人が旅行をするとは驚きだ。
 年末年始の休暇の続きかしら(笑)。
 私は、心とからだに休息を与えるのが目的。先日、このブログにも登場した、京都のカフェの本が旅の「友」である。
 少しだけ古都の空気を吸って、活力を取り戻さなくては。
 また、美味しいものに出合ったら、写真を撮ってきま〜す。
| 日々つづれ織り | 21:28 | - | -
フィレンツェの硝子器
 今年からスタートする、HPの「アーティスト・レシピ」のコンテンツのなかで使える、美しい硝子器を手に入れた。
 フィレンツェ近郊のサン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノにあるIW社の製品で、特徴あるイタリア・デザインを用いた職人芸による硝子器である。
 この会社の硝子製品は、欧米各地をはじめ世界中の食卓を美しく演出していて、熟練の職人によるこまやかな技法が特徴だ。
 私が入手したこのサラダボウルもサラダを盛るだけではなく、フルーツやスイーツなどなんでも合いそう。
 きめこまやかな装飾が施してあり、さすがハンドメイドの逸品だ。
 さて、これにどんなお料理を入れようか。
 考えるだけでワクワクしてくる。
 でも、実際にもうすぐHPのリニューアルが完成して記事のアップが始まったら、それこそ自分で更新するコンテンツに振り回されそうだ。
 慣れるまでは大変な日々が待っている。
 そんな焦燥感と困惑を吹き飛ばしてくれるのが、こうしたキッチングッズ。
 今日の写真は、フィレンツェ近郊の空気を運んでくれる硝子器。直径21センチほどの、そう大きくないボウルだけど、とても存在感がある。

| 日々つづれ織り | 23:04 | - | -
あとは野となれ山となれ。
 昨年末からお正月にかけて、休日返上で取り組んでいた単行本の原稿が、ようやく終わった。
 もう、あとは野となれ山となれ。すっかり開き直りの気分だ。
 自分ができることはすべてやった、もうあとは知らん。
 なあんていっているけど、編集プロダクションの人や出版社の担当者がどう判断するか、ひやひやものである。
 入稿してしまったら、しばらくは返事がこないだろうから、その間だけでものんびりできる。
 その後に、怒涛の直しがくるかもしれないが、そのときはそのとき。
 いまはただ、心身ともにゆっくりしたい、それだけだ。
 とはいうものの、HPのリニューアルが進んでいるため、こちらの作業が待っている。
 プログラマーやデザイナーの仕事はもうすぐひと段落するため、それからは私の作業が始まることになる。
 今年はまず、このHPの各々のコンテンツの更新の仕方を学ばなければならない。
 先日、サーッと教えてもらったけど、さっぱりわからん。もうすでに全部いわれたことは忘れてしまった。どうしようもないね(笑)。
 また一から習って、頭にたたきこんでいかなくてはならない。
 私の周囲の女性で、あるポジションに就いている人は、パソコンでわからないことはみんな部下やスタッフに丸投げしているという。
「伊熊さん、よく自分でできるわねえ。大変じゃない。パソコンが得意な若い人にやってもらったら」
 よくこういわれる。
 でも、ここが肝心なところ。
 だれかを頼りにしてその人に任せていたら、自分は楽だけど、そのうちにまったくわからなくなってしまう。時代の変化、メディアの変化に対応できなくなってしまうのである。
 そうなったら、もう私の仕事は行き詰まり、新しいことには挑戦できなくなってしまう。
 もちろん、いまから新たなことを一から覚えるのは至難の業だ。目の前が真っ暗になりそう。
 でも、自分のHPなのだから、自分でやらなくちゃ。
 やれることだけはやって、どうしてもわからないところは人に助けてもらう。
 いやあ、今年はそんなチャレンジの年になりそう。
 ひとつ高い山を越えたと思ったら、またすぐ目の前に高い頂がそびえている。どうやってこれを乗り越えていったらいいんでしょうね。
 心身が疲弊しているところにもってきて、先のことを考えたら、余計に疲れてきた。
 そうだ、年末会えなかった友人と飲み会をしようかな。それが一番の特効薬かも…。
 
| ああ愉しき(?)、締切り地獄 | 20:49 | - | -
新年の目覚め
 明けまして、おめでとうございます。
 今年も、ブログを楽しく読んでもらえるよう、頑張ります。
 さて、昨年末からずっと自宅にこもり、単行本の原稿を書いていたら、からだはバリバリ、頭も集中力が欠如し、完全に煮詰まった感じ。
 そこで、新年の目覚めとして、ちょっと外に出ることにした。
 いま、エイジングコーヒーというのが話題だ。
 高品質のコーヒー豆を数10カ月寝かせ、ていねいに焙煎したコーヒーで、コーヒー豆をエイジングさせることで、まろやかさが生まれるそうだ。
 これを提供しているお店が、コクテル堂コーヒー。
 東京近郊に数か所お店があるため、いろいろ調べ、もっとも近い国分寺店にいってみることにした。
 国分寺はあまり行く機会はないが、以前、ある指揮者の取材で行ったときに、駅ビルが充実していることに驚いた。
 今日は、その駅ビルのなかにあるコクテル堂に直行。
 お正月なのに、ものすごく混んでいて、しばらく並んで待った。
 コーヒーの他にランチ用のパンのセットやカレー、キッシュ、ケーキなどもたくさんある。
 コーヒーは、コクがあって少々甘味があり、まろやかな感じだ。
 久しぶりに人混みに出たら、なんだか冬眠していた熊が巣からはい出てきた感じで、わくわくしてしまった。
 でも、またすぐに原稿に戻った。
 ようやく峠は過ぎたが、どうもまだ納得がいかない。
 もうしばらく推敲が必要なようだ。
 今日の写真はコクテル堂のランチ。奥がそのコーヒー。他の場所にもお店があるから、次はそっちにもいってみようかな。


 

| 美味なるダイアリー | 23:22 | - | -
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